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【変化のカギは「我慢できない」こと】

こんにちは。人はどうやって望む未来を実現するのか?

行動の心理学を研究している がらしです。

今日は「変化を起こせる人と起こせない人の違い」について

書いていってみようと思います。



「変えよう」の根元にあるもの=ペインとゲイン

人は誰しも「望む未来」や「避けたい未来(現状)」というのがあると思います。

人の行動の原理原則をシンプルに二つに分けると

①それをやると気持ちいい。嬉しいからやる=ゲイン(得る)

②それをやらないと痛みを伴う。避けたいからやる=ペイン(痛み)

という二つがあります。


このどちらかに該当することは変化をさせようという風に人は動きます。

ただ、多くの場合この①と②だと、②の方が人を動かします。

なぜなら、①は「やらなくても人生は変わらない」のに対して、

②は「やらないと現状の生活を手放すことになるかもしれない」

からです。

「体重○○キロまで痩せたい!」という欲求よりも、

「○○キロ以上太ることだけは絶対に許せない!」という欲求の方が強い

ということです。

つまり人は「実現したい未来」よりも「現状を失う恐れ」の方が(短期的には)強いエネルギーを発揮しやすいということです。


変われる人と変われない人の違い

つまり行動を起こせる人というのは、

「絶対に実現したい!!」という未来への欲求が強いか

「こんな未来(現状)は絶対に許せない!」という我慢の限界点が低いか

のいずれかになります。

(不満やネガティブ感情というのが、一概に「マイナスなもの」ではないというポイントがここで、不満を感じている部分というのは「本当に大切にしたいことを大切にできていない」という価値観を教えてくれるからです。)


対して、変われない人というのはどういう人かというと

「絶対に実現したい!」という未来への欲求が弱いこと

はもちろんなのですが、ポイントはもう一つの方で、


「こんな未来になるかもorこんな現状のままだけど、まぁいいか」

少々の不満なら「我慢することを選んでしまう」という人です。


絶対に実現したい未来がある!

というのはどちらかというと少数派だと思います。

未来というのは「可能性」なので、日々自分自身の実現したい未来を信じるという「栄養」を与え続けて「可能性」を育てていくことが大事ですが、そんなことが習慣化できている人はごく少数だと思います。

ですが、「こんな私のままじゃイヤ!」と思うことで、「変わらなきゃ!」と思い立った経験というのは多くの人にあるのではないでしょうか?



我慢できないこと(できなくなりそうなこと)を探す

繰り返しになりますが、変われない人の特徴は「痛みを我慢する習慣」が身についてしまっている人ということになります。

もしくは、将来自分に襲ってくる痛みを想像しない人とも言えます。


望む未来を明確にしよう!

というアプローチももちろん大事ですが、「着実に自分の未来を創っていこう」というよりも、「変わることを選び続けていく自分」になるためには、「痛み」=「我慢できないこと」をうまく利用する方が早いと思います。


怒りは原動力になる。というのは本当にその通りですね。

怒れ 義勇


ということで、「なるほど」と思った人はぜひ考えてみてください。


Q1=今、少し不満に思っていることは何だろう? 不満に思っているのに「我慢することを選んでしまっている」ことは何だろう?


Q2=今、少し不満に思っていることを「我慢することを選び続ける」ことをしていたら、後々どんな痛みを感じることになるだろう?



いかがだったでしょうか?

もちろん、不満やネガティブなことを解消し続けることが、理想の未来を実現することではありません。マイナスをゼロにすることを続けていても、大きなプラスになるわけではないので。

ですが、変わろう!変わろう!と思っても、なかなか変われない人がいるなら、少しアプローチを変えてみてはいかがでしょう?

というのが、今日の内容でした。

そして、「変化を起こせない」という習慣を変えて

「変化を起こせる私」を創るということに挑戦してもらえたらと思います。


というか、私自身がそう感じた学びがあったので、自分への戒めも込めて書きました笑


共に、より良い未来の実現へと挑戦していきましょう!

ありがとうございました!


五十嵐将雄(がらし)

さらなる価値を発信していけるように、 自分自身の知識に投資すること、見聞を広めること、 に還元させていただければと思います(^^) それによって、サポートをしてくれた方にも 「徳」を循環させたれたらと思います✨