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英語ペラペラになるまで

英語ペラペラになるまで

英語がぺらぺらになるまで何年かかる?

こんな質問をよくいただきます。

最初にいいますが、この記事では何年かかるかはお答えしませんが、

この質問に対して別の角度から意見を述べてみたいと思います。

私は、

英語がペラペラになるまで何年かかる?の質問に対しては

こんなへんてこな回答をしたくなってしまいます。

「何年とかではなく、ひとまずペラペラになってみましょう。」

“ひとまず”ぺらぺらってどういうこと?思いますよね。

私はいったい何が言いたいのか、これからご説明いたします。

まず、多くの人が気がついていない重要なポイントが一つあります。

それは、

英語が本質的にできるようになることと、

世間が言うペラペラになることの間には

大きなギャップがある。

ということです。

「あの人は英語がペラペラなんだよ、かっこいいよね」

こんな称賛の言葉、聞いたことありますよね。

しかし、

ぺらぺらと言われている人は本質的に英語を習得しているのでしょうか。

ここで私の経験談をお話すると、

まだ英語が全くできない頃に

英語が堪能であると話題の芸能人の英語インタビューを聞いて、

「本当にペラペラだ」「英語を完璧にスラスラと話している!かっこいい!」

と感動したことがありました。

しかし、英語をある程度勉強してからそのインタビューを見返してみると

つなぎ言葉でなんとか繋いでいるだけで、文章も短く、

かなり簡単なフレーズで話していることがわかったのです。

このように、非英語学習者の方々には、ある程度間違っている

センテンスや表現でも、つなぎ言葉や質問などを使って

スラスラと英語を口から発していることが、

「ぺらぺら」

に見えるということなんですね。

なので、世間で言われているペラペラは、

英語学習に熱意を持つ皆さんの考える

「正しい英語が流暢に話せる」

こととはかけ離れている可能性が高いのです。

悪い言い方をすると、ぱっと見のぺらぺらとも言えますね。

ですが。。。

私は、高い語学スコアを取ることや、完璧な英語をつけようとする前に、

ぱっと見ぺらぺらになることが大変重要であると考えています。


◇ぱっと見ぺらぺらに必要な要素◇

ぱっと見ペラペラになるために必要な能力は以下の通りです。

◯つなぎ言葉を使える
◯言いたいことが言えないときの一人ごとが言える
 「あれなんだっけ」など
◯わからない事を聞き返すことができる
◯リアクションができる

ざっとこんなとこでしょう。

これらはパターンでしかないので、集中的に練習すれば

短期間でもできるようになります。


♢ぱっと見ペラペラになるべき理由♢

ぱっと見だけペラペラとか、ごまかしのペラペラだし、

自分のなりたい姿ではないと思うかもしれません。

しかし、あなたは完璧なペラペラを目指して、

成長が停滞していませんか?

完璧を求めて、挫折するのと、

まずはある程度のペラペラになって周りから称賛を得ながら

楽しみながら更に高みを目指すこと。

どちらが良いでしょうか。

そして、ひとまずペラペラになることは周りからチヤホヤされること

だけがメリットではありません。

ペラペラになる前までは、難しい分野の話や、

難しい単語が出てくるとすぐに拒否をしてしまいます。

しかし、わからない事についてひとまず聞き返すことができたり、

「何だっけ」と英語を発しながら、考えたり、理解したりする時間を

作り出すことができます。

つまり、どんな話しでも、自分と違う価値観や趣味を

持つ人とでも話せるようになるのです。

これができれば、能動的に英語を発する機会が急激に増加します。

わからない単語を言われたら困るから、

会話が止まるのが怖いからという理由で貴重な英語を話す機会を

逃すことがなくなります。

英検やトイックの勉強の前に、ペラペラになることで、

英語が話せる感覚、楽しさを知ることができます。

その感覚を知ると、英語と接するときの気分や感覚が変わります。

もう少しわかりやすく表現すると、今まで攻略しようとしていた

英語という敵が、仲間になって一緒に成長してく感覚になるんです。

英語を仲間にする前に試験受けると、

試験のために専用の勉強をするようになります。

単純に単語を覚えたり、お硬い文章を読んだり、、、

かなりつまらないですし、挫折の原因になる可能性もあります。

これこそ、「勉強しても話せない」に繋がります。

ですが、先にペラペラになれば、英語を味方、仲間にして、

「この単語は会話で活用できるな、今度使ってみよう!」

なんて考えながら、

学ぶことができ、英語を能動的に学んでいけるのです。

こうすることで、自然とスピーキングや、語彙力、

会話力がみがかれていきます。

どうでしょうか。ペラペラになることと、語学スコアを上げること。

あなたはどちらから始めますか。

ここまで読んでくださった方の中には、

「で、ペラペラになるためのフレーズは?」

と思われる方もいらっしゃると思います。

しかし、私からそれらのフレーズをご紹介することはしません。

ここで紹介してしまうと、完全に受動的な学習になってしまい、皆さんの

記憶に定着せず、実用的なボキャブラリーとして残らないからです。

ですので、自らネイティブの会話をYouTubeで探して、そこで使われる

つなぎ言葉や、聞き返しのフレーズを聞き取り、メモをして、練習してください。

そうすれば、自分で調べた過程と結びついて、記憶に定着しやすいですし、

せっかく調べたのだからとこのフレーズを使ってみようという

動機にもなります。

おすすめの英語YouTube探しの工夫を紹介した記事もございますのでぜひ

ご参考にしてみてくださいね!


今回も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

これからも、やっぱり自分には英語はむりなんだ。。。と

英語学習を挫折してしまう人が一人でも減るように、そして、

努力して成長を感じ、たくさんの成功体験をしていただけるように

発信を続けたいと思います!

ありがとうございました!

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