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アートに触れることが好きで、都内のアートギャラリーにて展示企画、運営に携わっています。…

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アートに触れることが好きで、都内のアートギャラリーにて展示企画、運営に携わっています。 興味/アート鑑賞・カフェ・古道具・古民家・インテリア・建築・器・映画・写真・ゲストハウス・ひとり旅など。 興味があることについて書いていきたいと思います。

最近の記事

アートが人を繋ぐ瞬間

こんにちは。yukikon520です。 今回は私の実体験に基づくアートと人との繋がりについて書いていきたいと思います。 4年前の冬のことです。この記事を書いているのは2023年3月。もう、こんなに時が経ってしまっていたのか、と思いますが、当時起きたことは今でも鮮明に覚えています。 とあるカフェでオーダーするのを待って並んでいた時のことです。 私の前に並んでいた男性が、ふと一度列から離れ、戻ってきて私の後ろに並び直しました。 私は男性に「先ほど並ばれていたので良かったら前どう

    • 著書 「庭とエスキース」から考える”生きること”、”他者を知る”ということ

      こんにちは。yukikon520です。今回は、私の中でとても印象に残っている1冊の本を紹介します。 コロナ禍による外出制限が厳しかった頃、家で読書をすることが習慣になり、この本に偶然出会いました。 みすず書房出版 奥山淳志/著 「庭とエスキース」です。 SNSで多くの本を紹介しているこちらのアカウントの中から選ばせていただきました。美術書やデザイン書を多く紹介していておすすめです。 https://www.instagram.com/enen.arc_book/ 奥山さ

      • 美術作品を観るということ

        こんにちは。yukikon520です。 今回は、「美術作品を観るとはどういうことなのか?」そして自身の最近の活動についても書いていきたいと思います。 美術作品を観るとはどういうことなのか?については抽象的でかなり大きなテーマなので、もう少し噛み砕いてお話します。 例えばあなたは、美術作品を観る時に何に心がけますか? これはあくまで私の場合ですが、まずはあらゆる感覚ー五感をフルに使い、作品に溢れる多くの情報を拾っていきます。その中で、アーティストの意図や心情、社会背景に繫

        • 私とアートと幼少期

          こんにちは。yukikon520です。 今回は、私が芸術に興味を持った理由を、幼少期の記憶との結びつきに触れながら書いていきたいと思います。 幼少期の思い出や記憶は、少なからずとも「今」を作り上げることに影響を与えているのではないか、と感じることが多くあります。好きなことや、今でも続けていること、それは趣味、仕事に関わらず、長い長い時間を越えて自分の今の形として繋がっているのではないか、と思うことがあります。例えば、今の私が芸術に関わる仕事をするようになったことにも繋がっ

        アートが人を繋ぐ瞬間

          1枚の絵と対峙して思うこと

          こんにちは。yukikon520です。 今回は先日友人と話題になった「1枚の絵の前で立ち止まる時、何を考えているか」について書いていきます。この話をした友人は、私の中学時代からの友人のうちの一人です。彼女は学生時代には絵を描いており、宗教画や人物画など、具象表現の油絵を好み、私は現代アートやインスタレーション、絵画ではパウルクレーなど抽象芸術を好んで見る傾向があります。美術が好き、という共通点がありながら、好きなジャンルが分かれる点が一緒に鑑賞していておもしろい点でもありま

          1枚の絵と対峙して思うこと

          初投稿.はじめまして。

          こんにちは。都内のアートギャラリーに勤務しているyukikon520です。 現代アートの展示の企画や運営に携わっています。 これからアートに関することを中心に、興味があること、日々気づいたことについて書いていきたいと思っています。 文章力はアート界において、今とても求められていることのひとつです。 アウトプットをすることで、書くことが好きになるよう、noteを活用していきたいと思っています。 今、気になっているトピック アーティストと鑑賞者の関係性 自然の力から学ぶ

          初投稿.はじめまして。