【#夏に見たい映画】はじまりのうた
【#夏に見たい映画】はじまりのうた
はじまりのうたは、アカデミー歌曲賞を受賞した「ONCE ダブリンの街角で」のジョンカーニー監督が、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのキーラナイトレイ&「アベンジャーズ」のマークラファロ共演で描いたハートフルドラマ。「Maroon 5」のアダムレヴィーンがスクリーンデビューを果たしたことでも有名。
この映画を僕は夏に観たい。夏に観て欲しい。私の今まで見た映画の中でTOP5に入るぐらい素敵な映画だ。
個人的な夏のイメージは、海・音楽・夏クールの月9のようなドラマチックな出会い である。
しかし、この映画には夏を感じさせるような海のシーンは出てこない。
が、その海がなくても、音楽とドラマチックな出会いの部分がすごく素敵でこれから始まる夏というものに輝きを与えてくれる映画であることは間違いない。
○音楽
はじまりのうた で使われている楽曲は、すべてが素晴らしい。
序盤のキーラナイトレイとアダムレヴィーンがNYに移住してきて、ラブラブな恋人同士で、音楽を作成するパートナー時代の曲。
中盤の失恋したキーラナイトレイと落ちぶれた音楽プロデュ―サーのマークラファロが出会い、音楽好きな仲間と出会い、2人の苦しみを音楽として昇華させながら次々生み出される曲等。
終盤にも。ネタバレになるのでこの辺で。本当に全ての曲が感情のこもっている曲で、本当に音楽映画として素晴らしく、人生で初めてサウンドトラックも観終わった後すぐにネットで購入してしまった。
その素敵な音楽たちを連れて、この夏は出かけてみたい。
○出会い
この映画で強烈にインパクトがあったシーンが、キーラナイトレイとマークラファロが出会うシーン。
酒場の小さなステージで、友達の勧めで曲を歌うことになったキーラナイトレイ。内容の重たい曲を、全く聞く耳を持たない客の中で、1人だけその曲を評価し、想像を膨らますマークラファロ。
それぞれの視点からその出会いまでの物語を描く。ありきたりな出会いだが、今まで見た中で最高に強烈な出会いだった。かつての夏クールの月9のように爽やかではないが。
この映画で、二股のイヤホンジャックを使用を使ってお互いのプレイリストを聞きながら、NYの街を歩きまわるシーンがある。音楽好きな私のとってすごくロマンチックに感じる。2人の出会いのシーンの次に好きなシーンだ。
私も夏の夜、大切な人とお互いの好きな曲を聞きながら散歩してみたいものだ。