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登山好きが森のガイドになるために

どちらかというと街中で友人とワイワイしてる方が好きだったりします。
商社マン時代には二日酔いのまま仕事なんてよくあることで、睡眠時間を削って働き暴飲暴食の時期もありました。

フットサルを通じて体が思うように動かなくなってきたころ、やはり心身ともに健やかではないことに気づきました。

生活を変えようとまずは外のアクティビティを始めようと考えました。

海外を30ヶ国ほど渡航し、旅先の山や寺院に行って美しいご来光や夕陽を見るのが好きでした。
アンナプルナ(ヒマラヤ)に行ってご来光を見ることが夢のひとつです。
実現のために考え始めました。
どんな装備でどれだけの体力が必要か。

まずは日本で日々のトレーニングを兼ねて
素晴らしい風景がある場所にいこう。

いま住んでいる地域に西日本では2ヶ所のみの
原生林が残る森があります。

京都大学 芦生研究林は
許可なく立ち入ることができない貴重な原生林です。

研究林に入山できる資格を取ろうと芦生山の家でガイドの認定講習を受講しました。

認定講習会場の芦生山の家
旧小学校を改装した玄関

初日は座学とマップを活用して裏山を登る演習です。

芦生の生態系について

座学では森の現状を気候、地形、動植物を通してお教えいただきました。 午後の演習では実際にコンパスを用いて地形と現在地の読み取り方を学びました。

誰も歩いた形跡がないルートをマップやコンパスを活用して移動することは初めてで、さらに雨もふりだして難易度が上がりグループの指揮も乱れ、ガイドの難しさを痛感しました。

ロスト中です。。

2日目は実際に芦生の森のルートを歩き生態系についての演習です。

立派な大銀杏の木の下で昼食を取りました。樹齢千年は越えているだろうとのことで感銘を受けました。

由良川源流沿いを歩き、現地の生態形を肌で感じます。
初めて見る植物やコケ類に感嘆の声があがります。
ここには判明しているものだけでも700種類を越える植物が生息しているそうです。

今までは単独で登山をする機会が多かったのですがガイドとなるとお客さんと会話しつつ先導して歩くことになります。ガイドは経験値が大きく作用するのもその知識量からくるものと推測します。

ガイドは自分の体力や荷物を考えるのではなく全体の歩くペースをみて要所でケガをしないような声かけのように、グループが十分に安全に行動できるよう考えることが必要です。
リスクや事故についても事前、事中、事後の対応について学びました。

芦生研究林の森のガイドになるためにスタートしています。
これから魅力的な案内人を目指して、まずは自分の長所を活かすところから始めて自然を学びます。

2日間の研修を通してリーダーシップが必要なことがわかりました。グループのリーダーとして安心間をもたらし、有意義な時間を作るために知識を養い、この森に来てよかったと思っていただけるような森のガイドを目指します。

都会の喧騒から少し離れ、大人から子どもまで楽しめる原生林のアクティビティを活用して、自然体験の良さを広めます。

いつかこの体験をご一緒できれば光栄です。
京都美山の芦生の森はオススメですよ。

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