見出し画像

「Doな人」「Beな人」チームワークにはどちらも大事

マーケの施策は「やりたい人が手を上げる」形でスタートします。
しかし、マーケのメンバー全員が手を上げる人でもないですし、全員が手を上げる必要もない、と思っています。逆に、手を上げる人だけだと、それはそれで困るかも(^-^; 
メンバーのタイプとチームフォーメーションについて思うところを書いてみます。


〇Doな人、Beな人

以前、サイボウズ式(サイボウズのオウンドメディア)のとある記事で、人をタイプ分けする中で「〇〇をやりたい人」とか「〇〇の状態で幸せな人」みたいな分類について書いてある記事があって、自分の中でぼやっと思っていたこととなんとなく重なってとても印象に残りました。(私の部署で出している記事ですが、記事が出た後に私も読んでます(^-^;)

その中では「やりたいことタイプ」「ありたいすがたタイプ」という形で分類してましたが、私の中では勝手に「Doな人」「Beな人」という名称で認識してました。一般的にも見かけるコンテンツかもしれません。

チームを考えるときにフォーメーションに思いを巡らせます。
・仕事ができる
・思考力がある
・コミュニケーション能力がある
・コツコツ仕事できる
・明るい
・大食い
などなど、人をタイプ分けしたり、解釈したりするラベルはいろいろあると思いますが、私がチームフォーメーションを考えるうえでは、その「Doな人」「Beな人」というのをまず第1に判断しているような気がします。

〇「Doな人」「Beな人」とは何か?

「Doな人」
〇〇をやりたい、というのが比較的次から次へ出てきて、または、遠い先に理想としての状態があってそこに向かって活動しているときに生き生きしているタイプです。

サイボウズは比較的このタイプの方が多いように思います。採用時にも、そして入社後も「あなたは何をしたいですか?」と聞かれづづけているし、また、そうした問いに明確に回答できる人を採用することが多いと思います。

「Beな人」
強くやりたいと思っていることはそれほどなくて、チームだったり社会が自分にとって心地よいものであることを望む人と思います。「誰かのサポートしたいです」というタイプはたぶんこちらのタイプと思います。

これらは、バックり二分されるわけでもなく、人によって「Do」が強い「Beが強い」など割合が変わっていくものと思います。

ちなみに、私は「Beな人」です。自分ができることなら、特に何をやるかはあまりこだわりありません。

〇意思の話

なぜ、私が、「Doな人」「Beな人」というタイプ分け?を一番重視しているのかというと、経験的には、何事かを成し遂げる際に意志の力が最も重要なのではないか、と思うからです。

もちろん、〇〇のスキルがある、思考が深い、知識が多い、などなど重要な要素はいろいろあると思うのですが、私的な解釈ではそういった要素は「それができる人にお願いする」「それができる人を連れてくる」みたいな形で解決することが可能と思います。(必ず解決する、というよりは解決できる可能性がある、くらいかも、ですが(^-^;)

が、「どうしてもこれをやりたい」という意志だけは誰も助けようがなく、本人がそう思わなければならないからです。

だいたい何をやるにしても、企画して、説明してリソースの段取りして、作ったもの作ってもらったものをチェックして、リリースしてそれを振り返って修正して、、、、みたいな形になりますが、失敗もそれなりにあるでしょうし、反対されることもあるでしょうし、そんな中、褒められなくても進めて行くには「これやりたい」という意思がどうしても必要になってきます。

ゆえに、そうした意思を持っている人として「Doな人」というのを見ています。

〇とはいえ、全員「Doな人」でも困る

さて、では、そうした「Doな人」ばかりでチームを作ればいいかというと、やっぱりそうでもなくて。経験的には「これをやりたい」という人は、「これ」じゃないものはあまりやりたがらないように思っておりまして。。。(個人の感想です)
まあ、それはそれでいいです。
そのためにも「Beな人」がいるので(^-^;

「Beな人」は、心地いいチーム状態、それは緩いとか生暖かいとかとは違って、前向きに活動していくチーム状態にも共感してくれるのと、自分の置かれた環境全体(チームだったり、チーム外だったり)に対して比較的目配せしてくれてその時々でチームに必要なことを考えて実行してくれるように思います。

このようなことを考えつつ、私的にはチーム編成、とは言ってもマーケ部門のみなさんに相談しながらになりますが、「Doな人」「Beな人」をなるべく混在する形のチームを作りたいと思っています。実際のところは、職種ごとのチームになるのでそれほどきれいに混在するわけでもないですが。

また、マーケ部門のメンバーの方と1 on 1 など面談する際や業務をお願いする際にも「Doな人」「Beな人」に合わせてコミュニケーションしたり、業務をお願いしようとしています。

最後に、私は、自分が「Beな人」であるため、マーケ部門(社内では「BM本部」と呼んでます)のフォーメーションととしてはこんな感じで部門のみなさまにはお伝えしております。

BM本部フォーメーション

私自身は、何かを強くアピールして引っ張るのは正直苦手(^-^; でありまして、誰かのサポートをする方が自分の性に合っています。こんな感じに考えて、チームのフォーメーションを組んだり、役割をお願いしたりしています。


おわります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?