クイーン オススメアルバム3選【4月17日 : クイーンの日】
こんにちは。
髙橋多聞です。
今日、4月17日は「クイーンの日」!!
クイーンが初めて来日したのが1975年の4月17日で、それにちなんでと言うことですが、日本記念日協会が公式に認めている記念日だそうです。
伊達や酔狂で言ってるんじゃないんだ。
僕は小学5年生でクイーンの『グレイテスト・ヒッツ』を手にしてから、かれこれ20年来のクイーン狂いなので、今日クイーンについて書かなかったらいつ書くんだという感じです。今日はクイーンについて書いていくぞ!!
早くも「クイーン」がゲシュタルト崩壊してきたけど果たして大丈夫なのだろうか???
・クイーンガチ勢がオススメするクイーンのアルバム3選
映画『ボヘミアン・ラプソディ』の影響で、再再再……ブームのクイーン。
楽曲も結構あちこちで耳にする感じがありますが、「オリジナル・アルバムは聴いたこと無いのよね~」という方も多いのでは?
もちろんクイーンのヒット曲はキャッチーで、単体で聴いても成立するものが多いですが、クイーンガチ勢に言わせれば、それは非常に勿体なし……!
僕らファン的には「クイーンを聴くならばアルバム単位で聴くべし」が共通認識です。
と言うのもクイーンというバンドはひとつのアルバムをひとつの作品としてこだわりをもって製作しているため、曲と曲のつながり、関連性と対応性というものをめちゃくちゃ大切にしています。
(特に初期の作品で顕著)
なので単体で聴いても「ふ~ん」だったものが、通して聴くことで「なるほ~ど」となることが多いのです。
と言うことで今日は「クイーンには興味があるけどどれから聴いたらわからない……」と言う人のために、僕がオススメするアルバム3選をお届けします!!
しかも今、Amazonでクイーンのアルバムを買うと特製のメガジャケが付くんですって!
こりゃ買いですよ!奥さん!
・とりあえずこれ聴いとけばおk 『オペラ座の夜』
クイーンと言うバンドを知るための取っ掛かりに最適のアルバムがこれ。
なんてったってあの『ボヘミアン・ラプソディ』が収録されてますから。
このアルバムで僕が特に好きなのは1曲目の『デス・オン・トゥー・レッグス』。
いきなりフルスロットルでガツンと来ます。
この曲はフレディ・マーキュリーのピアノ・ハードロックの白眉と言って良いでしょう。
ものすごくエネルギッシュに、こちらに訴えかけるように曲が展開していきます。
このエネルギーはどこから来ているかと言うと、当時のマネージャーが全然ギャラをよこさなかった事への怒りだそうです。俗。
その他にも『マイ・ベスト・フレンド』や『ラヴ・オブ・マイ・ライフ』など、クイーンを代表する曲が収録されています。
まずはこれを聴いておけば間違いなし!!
・2作目にして早くもクイーンワールド爆発 『クイーンⅡ』
クイーンのオリジナル・アルバムとしては2作目の本作。
多重録音を多用したコーラスワークや、もじゃもじゃギタリスト、ブライアン・メイによるギター・オーケストレーション(ギターの多重録音)など、「もはややり過ぎ」くらいのめくるめくクイーン・ワールドが展開されていきます。
アルバムはブライアン・メイがリーダーシップを取った「サイドホワイト」とフレディ・マーキュリーワールド炸裂の「サイドブラック」にわかれており、コンセプチュアルな感じも強調されています。
僕が特に好きなのはサイドブラック2曲目の『フェアリー・フェラーの神技』。
リチャード・ダッドの絵画、『The Fairy Feller's Master-Stroke』をモチーフに作られた作品で、絵画からそのまま出て来たようなファンシーできらきらして倒錯的な楽曲となっております。
是非この曲を聴いた後は「なんかかわいいけど、ちょっとこわい曲だね~」なんて言いながら、リチャード・ダッドについて調べてみてください。
きっと背筋が凍る思いが出来ることでしょう。
この曲のラストから次の曲、『ネヴァーモア』のイントロへと移る所は、クイーン史上最も美しい繋がりといっても過言ではないでしょうな……。
メガジャケ同梱版は一瞬で売り切れてましたが、在庫が復活したようです。
たしかにこのジャケットは「クイーン」って感じがしますもんね。メガジャケ欲しくなるのはわかる。
・一周まわって名作 『ホット・スペース』
急にクイーン中期のアルバムに飛びます。
クイーン最大の問題作、『ホット・スペース』です。
『地獄へ道づれ』のヒットで気を良くしたフレディとベースのジョン・ディーコンがイニシアティブを取って製作されたというクイーン流のブラック・ミュージック感が強調されたアルバム。
「クイーンらしさ」をブチ壊しまくった本作に、当時のファンは猛反発したそうです。
そりゃそうだ。
しかしダンス・ミュージック全盛の今、このアルバムを聴くとまた評価が変わってくるかもしれません。
踊れるんだか踊れないんだかわからないダンス・ミュージックとでも言いましょうか、これはこれで独特なクイーンワールドだと思います。
僕のイチオシは3曲目の『バック・チャット』。
音の軽さ、リバーブ感、アレンジetc...
一般に僕らが認識する「80年代のダサさ」が濃縮されたような一曲に仕上がっております。
とりあえずこの映像を見てもらったらわかると思う。見よう。
おダサ~~~~い
でもそのダサさが逆の逆の逆くらいにかっこよくないですか……!!??
冒頭のフレディの「ヤッタッタッタダ!」というシャウトがまた良い味を出してますね。
ちなみにトシちゃんの『シャワーな気分』と言う曲はこの曲にクリソツです。
この曲のかっこよさはそのエピソードまで含めてだと思う。
それから、このアルバムにはデヴィッド・ボウイとコラボレーションした名曲、『アンダー・プレッシャー』も本作に収録されています。
ちなみにこの奇抜なジャケット・ワークは美大卒のフレディ発案だそう。僕は全アルバムの中で一番好きです。
と言うことで、本日はクイーンの日のドサクサに紛れて僕の趣味を全世界に押し付けてみました。
いかがでしたか?
僕は全然書き足りません。
もっと書きた~~~い。
「今こんな気分なんですが、どの曲聴いたら良いですか?」と言うご質問等ございましたら、自称クイーン・ソムリエの僕までご連絡ください!
では本日はこの辺で!
ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン!
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