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Dry January(禁酒月間)完了しました!

アルコールを飲まない1月。イギリスで始まり、今では世界に広まったこの運動に参加したこの1ヶ月、乗り切りました〜。何年にもわたって毎晩深酒をしていたので、完走できるか不安しかありませんでしたが、とうとうこの日が来るとはなんとも感慨深いです。本当は1月31日までだったのですが、元日の翌日から始めたこと、そして先週レイオフになって悲しんでる近所の友達からのサシ飲みの誘いを断れなかったこと、を踏まえて、2日延長しました。

酒を身体からしっかりと抜いたこの1ヶ月で思うことがいくつかあったので、ツラツラ書いてみようと思います。

禁酒宣言がカギ

初っ端から一番大事なこと書きましたよ。悪習慣を断ち切るには周りに宣言するのが一番効果的です。特に私みたいなええかっこしいは、「やっぱりできなかった〜」と言えない病気にかかっているので(ぜひ名付けたい)、家族・友人・そしてこのnote上でも宣言して、後戻りできない状況を作って、自分を追い込みました。


最初が辛すぎる

結局いつになっても禁酒ができない人はこの最初の2週間が乗り切れないんだろうなぁ。ドラッグ中毒者の禁断症状と同様で体調が優れず(毒素を抜いていたためか頭痛がひどかった)、心折れそうな毎日でした。ザ・アル中。

前述の通り、禁酒宣言は一定の効果がありますが、禁断症状まで出ると精神面だけに頼るのは厳しいです。そもそも精神面だけで中毒を克服できる人は最初から中毒になってません。そこで弱者代表の私は、いろいろなノンアルドリンクを試す旅に出ました。

この記事を書いた後もいろいろ試しました。ノンアルウィスキー、ノンアルラム、ノンアルワイン、ノンアルモスコーミュールなどなど。noteでおすすめを紹介したかったのですが、、、やっぱりどれも本物には敵うことはなくてですね。唯一本物と張り合えるかな、と思えたのが、ノンアルビールでした。特にRun WildとBecksは大変美味。Becksはとっても美味しいドイツビールですが、ノンアル版も期待を裏切らなかったので、冷蔵庫常備決定。

https://athleticbrewing.com/products/run-wild-ipa-non-alcoholic-6-pack

ただ口寂しいときに気休めになるので、ノンアル白ワインだけは今後も常備しておこうかな。まあまあ飲める、と思ったのがこちら。


最初の2週間をすぎると諦めの境地

2週間過ぎれば簡単です、と書きたかったのですが、やっぱりお酒は毎晩飲みたくなります。でも「どうせ飲めないんでしょ」とサクッと諦めて、特にノンアルドリンクに頼らなくても平気になりました。ひどい頭痛もなくなり、ワインラックからワインを隠さなくても平気になりました。・・・書いてる本人がドン引きするアル中ぶり。

ただ毎日忙しすぎて、飲みに行く機会がもともとほとんどないから、禁酒しやすかったってのも大きいかな。逆を言うと、飲みニケーションでついお酒を頻繁に飲んじゃってる人は本物のコミュニケーションを求めて、お酒以外で仲間と遊ぶ方法を模索するのがいいのかもしれません。

禁酒の効果

ウェブサイトによると、ダイエット、美肌効果、節約などなどなんとも魅力的な効果が並んでいましたが、私の場合どれもありませんでした(笑)。なんなら夜はワインの代わりにチョコレートとか食べてたから腹回りたるんだし、何年かぶりにニキビまでできたし。

ただ夜にシャワーを浴びた後にできる作業量がものすごーく増えました。このnoteを書くのもそうだし、ジャーナリングも一度飲み始めるとめんどくさくなって適当に書いてしまうところ、しっかりと1日を振り返って書き込んでいました。読書は飲みながらもけっこう楽しくやってましたが、お酒が入らないと普段より難しめの本でも長く読めます。

あと翌日の体調も深酒をした日より全然いいです。私は朝20分ほどの運動をしてから仕事を始めるのですが、飲みすぎた夜の翌日は激しい運動の時の心拍数の上昇がすごかったのです。この1ヶ月は運動そのものはきつくても、徐々に心拍数が上がる感じで、以前のように準備運動の段階で汗をかいている、なんて状態は無くなりました。

あとめちゃくちゃ意外だったのが、先日から再び飲み始めたお酒が以前ほどおいしく感じられなくなったこと。最初の一口なんて、この無駄な苦味なに?って顔しかめちゃったし、なんというか毒素を身体に入れてる感がすごかったです。もちろん「大好きな大吟醸酒をちびちびと味わって飲む」のような飲み方は今後も続けるけれど、「とりあえず飲み始めたときのキックがほしいから安ワインを水のようにあおる」みたいなのはやめようかな。

また禁酒月間を実践する?

絶対やります!自分自身の習慣は自分でコントロールできる、と言うことを証明するのは大事だと再認識しました。私の場合はそうやって証明できたことがちょっとした自信につながり、難しそうだなぁと思って敬遠していたこと(たとえば新しいプログラミング言語の勉強など)にも抵抗なく挑戦し始めました。難しいからと勝手に思っていたことは、実は思うより難しくないかもしれない、と気づかせてくれました。

とりあえずは週の真ん中で禁酒日を設けるつもり。習い事が火曜日の夜にあるのですが、弱かった私はそんな大事な習い事の前に一杯飲んでしまったりしてたので、火曜日はスッパリと休肝日にします。

まとめ

正直タバコを止めるときよりずーっと辛かった禁酒月間。でも無事完走できて大きな自信につながりました。私の場合はダイエットなどの物理的効果よりも、「自分のことは自分で管理する」という精神面での自信につながったことが一番の収穫でした。

来年と言わず、また年内にやってみようかな、と思っています。


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