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風邪は薬で治るは嘘 自然に治る 思い込みやネット情報のウソをアップデートしよう


松永正訓著の「子どもの病気 常識のウソ」を読むことで、親としての医学的知識を見直す重要性を再認識しました。特に、風邪は薬で治るという誤解を解き、自然治癒の大切さを理解することができました。ネットの医療情報に騙されないためには、正しい情報源を選び、自分自身の知識を常にアップデートすることが必要です。





子どもの病気に対する不安は親なら誰しも感じるものです。
私も子どもが風邪を引くたびに、早く治してあげたい一心で病院へ連れて行き、処方された薬に頼っていました。
しかし、松永先生の本を読んで、風邪は薬で治すものではなく、自然に治るものだと知り反省しました。風邪を引いたときこそ、子どもをゆっくり休ませ、自然治癒力を信じることが大切です。

親は我が子をよく知るが、病気のことは無知である


子どもの風邪にまつわる誤解


「風邪をこじらせると肺炎になる」というものがあります。実際には、ほとんどの風邪は自然に治り、肺炎になることは稀です。

また、「風邪薬を飲むと早く治る」というのも誤解です。風邪薬は症状を和らげるだけで、治癒を早める効果はありません。

さらに、「咳が続くときは抗生物質が必要だ」という誤解もあります。風邪に抗生物質は効かず、不必要な使用は耐性菌を生むリスクがあります。

感染症に関する誤解

「インフルエンザの予防接種は100%効果がある」というものがあります。実際には予防接種は効果的ですが、100%ではありません。

また、「コロナウイルスは特定の季節にしか流行しない」という誤解も広まっていますが、コロナウイルスは季節に関係なく感染します。さらに、「手洗いだけで感染症は予防できる」というのも誤解です。手洗いは重要ですが、それだけでは不十分で、他の予防策も必要です。

アレルギーに関する誤解


「花粉症は年齢と共に治る」というものがあります。花粉症は慢性的なもので、年齢によって必ずしも治るわけではありません。

「アトピー性皮膚炎は子どもだけの病気」という誤解もあります。アトピーは大人にも影響を与えることがあります。

「アレルギーの原因は全て食べ物にある」というのも誤解です。アレルギーの原因は多岐にわたり、環境要因も大きく関与しています。

子どもが病気になったときの保護者の心得


親が子どもの病気について基礎的な知識を身につけることは、我が身を振り返ってもなかなかできていなかったと反省します。
ネットの情報に振り回されず、信頼できる情報源から正しい知識を得ることが必要です。
また、過去の経験や思い込みに頼るのではなく、常に最新の医学情報を取り入れることが大切です。

この本を一読することで、親としての医学的知識をアップデートし、子どもを適切にケアするための準備ができます。

結論:


子どもの病気に対する誤解を解き、正しい知識を持つことは、親にとって重要な責任です。「子どもの病気 常識のウソ」を通じて、私たちは風邪に対する正しい対処法を学び、ネットの情報に惑わされず、正確な医学的知識を持つことの重要性を再確認することができました。ぜひ、この本を手に取り、親としての知識を深めてください。


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