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訪日観光客。私たち、日本に来る前にこんな事を心配しているんです!~夜の街編~

インバウンド活況の毎日です。
皆様の街にも外国人の旅行者、訪れていますか?

自分が旅人だった時、現地の人に助けてもらった思い出はありますか?
微笑みかけてもらって、何だか嬉しかったことはありますか?

もし目の前で困っている旅行者がいたら、立ち止まってみたり、ちょっとした声掛けしてみたり。新しいコミュニケーションが生まれる、そんなお互いがほっこりするような場面が増えたらいいな、そういった気持ちでこの記事を書いています。

彼らは来日前に誰でも見られるSNSで外国人同士で日本旅行に関する情報収集をしています。その中で面白いな、なるほど!と思うものをピックアップしてご紹介したいと思います😊

今日のテーマは夜の街・アルコールにまつわるお話です。


このテーマで書いてみたいなと思ったきっかけは、サイト上で、「もし夜に飲みに行きたいなら予めツアーの予約をしないといけないよ!」というコメントを見たことでした。

コメントを読んでみると、どうやら日本の飲食店で外国人の入店を断るケースがあるそうです。その事は外国人も理解しています。理由はLanguage Barriers 直訳すると”言語の壁”、「言語が通じないために生じるバリア」とでも言いましょうか、外国人のお客様と日本人の店側のコミュニケーションの成立が難しいことで、最初から入店をお断りするケースがあるようです。
嫌な思いをしないように、先に予約してね!というアドバイスだったのですね。

そのためオンラインのツアー予約サイトKlookやGetyourguide上で”Bar hopping tour”なるものが販売されています。Hoppingは場所を巡るという意味で、複数のバーを周るオプショナルツアーという意味ですね。
3時間で1人14,800円。3店ほど巡るそうで食べ物と飲み物も付いていますね。最大10名まで。15歳から参加可能(但しアルコールは20歳から)となっていました。楽しそうな写真が載っています。いいですね。
ガイドさんが同行し、いくつかのタイプのお店、例えば居酒屋や立ち飲み屋を順番に回るんでしょうか。写真映えもするでしょうね笑
赤ちょうちんが並ぶ昔ながらのお店などで、お酒とあてになるような食事がついて、同時にトラブルが無いように配慮もされ、お店もお客様もWINWINになるようになっているツアーです。

以前からこういったツアーがあることは知っていましたが、何でもコンテンツにしてツアーにするんだな。ただ飲みに行くだけなのに需要はあるのかな?と不思議に思っていました。
でも、ふらっと出掛けた際に、素敵なお店だな、入ってみたいなと個人で立ち寄ったにもかかわらず、入店を断られてしまうケースが実際にあるのであれば、こういったツアーを前もって購入することは安心ですね。

ちなみに私は旅先で1人で飲みに行くことがよくあります。
一人旅や、出張などで行く際も国内・海外問わず夜は出掛けます。
もちろんビール2,3杯なので、酔うことはありません。

日本では基本的に怖い思いをしたことはありませんが、アジアでもよっぽど危険な地帯でなければ、女性一人でもそれほど危険を感じたことはありません。
※但し声をかけられたときは警戒が必要です。席を立った際に、自分のグラスに睡眠薬などを入れられるケースもあるからです。そこは自己責任でお願いします。

でも入店を断られたことは、、、いまだかつてない。
いつもウェルカムだった・・・ように感じた。少なくとも国籍で入店拒否されたことはなかったように思う。
はたして、飲み屋さんを巡るツアーって日本以外で販売されているのだろうか?
これって日本独自のものではないか?※注意:私調べ

とても日本人の独特な気質が反映されているように感じます。

サービスを提供する店側の考え方を考察する


1,何はともあれトラブルを嫌う
誰が悪いとか関係なく、お店の雰囲気が悪くなることを非常に嫌う。お店側に非がなければ良いかと思いますが、そんなことはない。とにかくトラブルはだめ。
特に常連さんが多い店は、常連をとても大切にする傾向がありますよね。
静かでムーディーなカウンターだけのバーで、横でペラペラ話されたら確かに興ざめしてしまうかもしれない。。。たとえ話している言葉がわからなくても。

2,完璧なサービスが提供できないことは許せない
私は海外のレストランなどで、頼んだものと違うものが出てきたり、思っていたサイズ感と違ったりよくありますが、あまり気にせずそのまま食べたり飲んだりしています。我慢するというよりもちょっと試してみようか?という気軽な感じです。
失敗してもあまり気になりません。
いや、、そんな寛容じゃないですね。暑い国で冷たい飲み物を頼んだのに、ホットが出てきたら迷わず変えてもらいます(笑)

しかしながら、日本人はこれまで日本語同士でコミュニケーションをしてきたので、確実に意思疎通が出来ていない中でサービス提供を行うことに戸惑いを感じるのかな?と思います。
外国人は気兼ねなく、メニューだけでなく日本人でも聞かないような事を聞きますよね。材料は何?とかどんな味?とかシェアできる?とか。
それらに完璧に答えなければいけないというプレッシャーがあるかもしれませんし、忙しいのにそんな細かな質問に、しかも外国語で対応できないよ。。。となるだろうと推察します。
口に入れるものは特に気を使いますよね・・・
お店側のプロ意識が高いからのことですね。

3,アルコールが入るとトラブルになる可能性が高まる
万が一、酔っ払ってしまったお客様同士で、しかも外国語で喧嘩が始まってしまったら、もう一大事ですね。
元々、声のボリュームが大きくて、日常会話でさえ「なになに?喧嘩しているの?」というような方もおられますし。
もちろん一括りには出来ませんが、外国人の方って初めての場所でも結構お構いなしなところもありますしね。
良い意味で自由奔放さが私は好きですが、もうちょっと気を遣っておくれぇ~と思うときもありますので、理解は出来ます。

最後に

今回は日本で実施されている「バー ホッピング ツアー(Bar Hopping tour)」なるものを考察してみました。

個人的には一度嫌な思いをしたからと言って、すべての受け入れを止めてしまうというのはもったいないような気もします。
アルコールだけではなく、日本の食文化は幅が広く、B級グルメや大衆食堂なども本当に裾野が広い

私もよくアジアの屋台や市場で食べたり飲んだりしていましたが、とても美味しくて安くて、最高でした!また行きます!安い食堂や現地の人ばかりのレストランもリーズナブルで大好きです。
あれも、文句を言わない日本人だから受け入れられていたのか・・・?
それとも、トラブルになっても全然気にしない店主の商売気質が為せる技なのか。

でもNOと言える日本も素敵です。そうやってお互いが歩み寄り気持ち良い関係を築くことが大切ですね。

皆さんの経験や考えなどもお聞かせください♪

日本にもナイトマーケットがあればいいのになぁ・・・
色々規制があるのでしょうね。今度調べます。

さて今日はこの辺で。See you next time!




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