【渋めと甘め、どっちが好き?】個性の異なる2本の着物日傘をご紹介
梅雨がようやく明けたと思ったら、いきなりの猛暑。
連日35度を超える日中の暑さが身に堪える。
でも、ようやく日傘のオンシーズン♪
7月納品予定だったオーダー数件も、何とか完成の見通しが立ってきた。
ってことで、最近作った着物日傘をご紹介。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
2枚の素材の異なる着物から、2本の日傘を、とのオーダー。
部材も2本異なる。
片方は、持ち手が竹製、長め、木棒の日傘。
もう片方は、持ち手が合板木製、黒鉄棒の日傘。
「棒が長いのは、ステッキにもなるので、ちょっと疲れた時にもたれかかれるのよ」なんて言ってらした方もいたな。
赤い日傘の素材は、夏着物で透け感のある絽(ろ)の着物。
そのままだと光を透過してしまうので、二重にしている。
透けて見える模様が、少しエスニック調にも見えて、渋くてかっこいい。
長く飽きがこない使いやすいデザインだ。
こちらは一重で、白地に青の花模様の可愛らしい仕上がり。
赤の差し色が効いている。
こぎん刺しクルミボタンは、刺繍作家さんにオリジナルで作ってもらったもの。
ボタンは、大きさにして直径約2.6センチ。
1つ1つが可愛らしく、まるで小さな宝石のようだ。
ボタンはお客さまに選んでもらうこともできるが、うれしいことに「お任せ」と言っていただくことが多い。
そんな時は、その日傘に1番合う <運命の1つ> を私が選ばせて頂いている。
ボタンを収納しているのは、お気に入りのチョコレートの空き缶。
「宝箱」と呼んで、出番を待つ子たちを大切に保管をしている。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
3か月予報では、今年の夏もかなり暑くなるらしく(汗)。
この暑さで、エアコンの効いた室内から出る足も鈍る。
とはいえ、生きていくためには全く出かけないという訳にもいかず。
少しでも気分を上げようと、透け感のある服や涼しげな素材やカラーの小物で夏を取り入れてみたり。
夏嫌いが日傘を作ってるって、ちょっとシュールだけど(笑)
ちょっぴりでも涼しさのおすそ分け、できていたらうれしいな。
ではでは、また!
ここまで読んでくれてありがとう♡
Tammy
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