書くことが苦手なワタクシが文章を書くのはなぜだろう
デザイン事務所タイプフェイスの渡邊民人(ワタナベ・タミヒト)と申します。渡邊の邊は「自宀ハ方」のナベの方。最近のマイブームは「東京ヒゴロ」と「平和の国の島崎へ」です。
文章を書くのが苦手です
タイトルにもあるように、文章を書くのが苦手です。
苦手というより苦手意識がある、という感じなのですが、とにかく億劫に感じてしまいます。
なのでライターになりたい、書く仕事がしたい!という方、マジリスペクト!
そんなワタクシですが、年に数回、雑誌やムック(マガジンとブックの中間的な存在でMagazineBookを縮めてMookと業界では言い習わしております。つまり造語です)に寄稿することがあります。
このまま回を重ねていくと路上観察員と思われてしまいそう(それでもいいのですが)ですので、今回はワタクシのデザイン活動の中で、いくつか雑誌やムックなどに寄稿したものがありますので、その紹介をさせてください。
書くことが苦手なワタクシがなぜ書くのでしょう。
結論から先に申しますと「人を育てる(後進の育成)」ため、なのです。
弊社のスタッフたちには普段からハンズオンで教えてはいるのですが、雑談など苦手なスタッフも多く、なかなかデザインの話にもなりにくいということもあったりします。
意外と雑談大事です。
そこで(このブログもそうですが)こうした書籍などに残しておくことで、少しでも糧にしていってほしい! という想いから毎度負荷の高い文章活動に取り組んでいたりします。
そんな寄稿した書籍の中から今回は2点紹介いたします。
まずはこちら。
『アートディレクター/デザイナーの仕事 デザインの手法、思考の源泉』(MdN)
各ジャンルで活躍されているデザイナー各位が、そのデザイン活動をする際になにをインプットしてアウトプットに繋げているか、というところを解説した書籍です。
ワタクシのページでは、多めの写真を用い、左ぺージでは「観察」「スポーツ」「書籍・雑誌」「美術館・ギャラリー訪問」という4つの視点から解説しています。←購入していただいた方のためにも文字部分はボカしております。
本書に掲載されている方の多くが、「外」と「身体」にその思考の源泉を挙げているのがとても興味深いのですよね。
アイデアは遠いところと遠いところをくっつける事でエクセレントアイデアになると思うのですが、おそらく皆さんそれを無意識に実践されているのだと思います。
お次はこちらです!
『MdN新世代デザイナーズファイル 一流アートディレクターが推薦する気鋭の91人』(MdN)
お歴々の中で文字通り末席(50音順なのです)を汚しておりますが、こちらはタイトル通り「気鋭の新世代デザイナー」を紹介するという内容になっております。ワタクシのようなものが推挙するなどおこがましいと思いましたが、せっかく機会をいただきましたので、がんばりました笑
まずは杉田優美さん
鈴木久美さん
須田杏菜さん
高橋朱里さん
中村衣里さん
苦労して書き上げたので喜びもひとしお!
見出しは全体を書いてから決めました。
この見出し割と気に入ってます^^
寄稿のご依頼自体はとっても嬉しいですし、必ずお引き受けしていますが、毎度〆切ギリギリまで引っ張るといった塩梅。
このブログも1週間かかって書いてますが、相変わらず苦手です笑
ただ、こうした活動を通じて、後進のお役に立てれば嬉しいなと思い、なんとか頑張っています。
もし書店などでお見かけの際はぜひご購読いただければ嬉しいです。
ということで今回の代表作を2作ご紹介。
『AIドリブン経営 人を活かしてDXを加速する』(日本経済新聞出版)
AI時代のDXをどう進歩させるかという内容ですので、時代が移り行く様と脳の中のシナプスのイメージを面構成で表現してみました。
続いては、
『教えない教え方』(サウザンブックス)
カラフルな色遣いのイラストは、様々なツールを用いてアクティブラーニングを行う様子を抽象的に表現しています。こちらは実用に耐えるようマットPP加工です。たくさん使い込んでほしいです。
今回はここまでです。
また来週火曜ぐらいにお会いしましょ〜!
わっしょい!
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