「なぜ◯◯は嫌われるのか?」系を、私が軽蔑する理由

嫌われる」という言葉を、見出しや題にして強調する記事が、便所の落書きがスタンダードだった匿名掲示板への書き込みだけでなく、大手の配信記事や、紙の媒体でも増えてきたのは、いつからだろうか? 

ずっと前から、他人の好感度調査が大好きという、「幼稚で低俗な人間」は多分どこにでもいたし、事実いるのだけど、わざわざそれを文字にして、他者を批判する正当な意見であるごとく、公表するバカそういなかったと思う。

この手の記事を書くライター、もしくは言論人、あるいは記者は、そもそも自分が◯◯を嫌っているのが明らかなのに、主語自分以外の第三者、不特定多数にわざわざ置き換えて、客観的な情報などはほとんど示さず、◯◯さんは嫌われています!! その理由はと、ひたすら「自分が◯◯を嫌いな理由」主観丸出しで、無責任に書き殴るのである。

不特定多数に嫌われたいと思っている人はそういない。そして不特定多数の他者に嫌われてると言われたら、誰でも嫌な気分になる。当然、それこそが、書き手の狙い、意図、目的であるのも明らかであろう。

あなたは、みんなから嫌われてるんですよぉおお、その理由はですねぇ、、、と、書くことで相手を一方的に誹謗し、気持ちを逆なでしてるわけ。いや、ほんと、デキの悪い小学生みたい

誹謗中傷したいなら、堂々と、「俺は(私は)、なぜ◯◯が嫌いなのか」に書き換えるべきだろう。もちろん、そうなると、より記事の内容の正確性が問われるし、それを書いたオマエのほうが、ずっと嫌いだ。オマエのことを嫌ってるやつも多いぞ。 本当に嫌われているのは実はオマエなんだ! ということで、書いた当人批判が向かうのも、当然覚悟の上だろう。

「なぜ◯◯は嫌われてるのか」なんて、ただの悪口でしかなく、この程度に不毛で幼稚な言い分なのだが、それを社会に出ている立派な大人が普通にやっていては、子供も当然真似るわけだ。



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