高市氏の言い訳は聞き飽きた
自らが管轄していた総務省が保管していた行政文書が、公開され
それが捏造である。捏造でなければ大臣を辞任すると国会で答弁。
その発言を撤回しないばかりか、捏造であると今も主張している。
総務省は、正確性は文書に記載されていた関係者の、記憶が必ずしも一致しないため、正確であるとは断定できない(現時点)が、捏造とは認められないと、精査の上発表。
現時点、あの行政文書が捏造であると断定しているのは高市氏のみ。
確かに、本当になかったレクをあるとして、存在しなかった総務大臣の発言を記録したとしたら、それは捏造以外の何物でもない。
であるならば、話は簡単である。総務省の行政文書は捏造だと断定した、高市早苗氏は、自らが国務大臣であった時に総務省内部で起こった、大臣にかかわる行政文書の捏造という、犯罪行為を絶対に許してはならない。
理由は定かではないが、自民党は、内部文書に記載された関係者の参考人招致すら拒み続けている。もはや国会で事の真偽を解明しようとする意志はないということだろう。
なら仕方がない。高市氏は文書が捏造かどうかで、己の進退がかかっているのであるから、高市氏が絶対にしなければならないことは、一つだけである。
刑事訴訟法第二百三十九条第二項「公務員の告発義務」にもとづき、自分が捏造と断定した、文書4枚に関して、総務省の官僚を告発すべきである。
もちろん管轄する大臣としての責任も問われるだろうが、それでも、官僚による行政文書の捏造などという大罪を許すわけにはいかないだろう。
それができないなら、答えは簡単である。責任を取って高市氏は大臣と国会議員を辞任すべき。
実に公平かつ明瞭で、それこそ「真実を明らかにしたい」高市氏の熱心な援護者の皆様も、高市氏は即刻辞任すべきと思っている私のような人たちも、納得できる真っ当な行動であり、もはやそれしか、国民の総務行政への不信、閣僚、官僚への不信を拭うことはできないはずだ。
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