性を売るビジネスは悪なの?

全然、そう思わないですよ。お金にしたらSEXが悪だとも私は思わない。 

異性があるいは同性の性欲(欲とかくと、それが汚いもののように思えてしまうかもしれないが、本能の一部)を刺激し、それを満たすために、自分の持っているもの「容姿であれ、肉体であれ、言葉であれ、声であれ、パフォーマンスであれ」を活用し、それを求める人にサービスとして提供し、「お金を稼ぐ」のは、カウンセラーや、医者とも、さほど変わらんだろうと、本質的に同じだろう、と私は思ってます。

相手の本能に基づく欲求を満たすことが悪なら、ほとんどのサービス業は悪になってしまう。それが、食欲でも、性欲でも同じことでしょう。

私達は、別に食べなくても十分生きていける以上に、それぞれの嗜好に基づく食欲で購入するし、消費するんだし。提供するサービスに自分の体を使ったからと言って、何の問題があるのでしょうか。 ある意味、コメディアンでも、アクターでも同じだと、ホンキで思っています

その上で、性的コンテンツの売買に公共機関が関わったり、使用料が支払われたからと公共施設を使わせる必要があるのかってことです。結局性的コンテンツとは、公共の物じゃないんです。個人、個人が選択し享受するサービスです。(もちろん、契約上のルールを守って)。

私がゾーニングが必要だというのは、国が未成年と成人を分け、未成年は守るべき対象だと定義しているからです。理由はそれだけ。ルールを作っていながら、曖昧にして、未成年が関わってはいけないはずのことを、(我慢させるべきことを)「自称 物分かりのいい大人たち」が、曖昧にすることで、結果的に守られるべき対象=守るために大人のルールで規制する必要がある未成年は、被害を受けます

正直言って、小遣い稼ぎで援交して売春の罪に問われない高校生とか、お金が欲しくて写真を撮影させて、未成年だったと、サービスを購入した大人だけが罰せられるなんて、どこまで、子供を甘やかせるのかと、私は思ってますけどね。

でも仕方がない。多くの国民がそうすべきだと決めてるんだから。そこまで、未成年を甘やかせるなら、性的コンテンツなんて絶対に未成年が近づけないように、規制しないと。そして大人がまず自ら律するしか無い

公共施設で、若い女性が水着になって(未成年から1年成長しただけの女性もいるでしょう)ポーズを取ってもらい、男が取り囲んで写真を撮影し、お金を払うのを、自治体やその施設の管理責任者が許可するような国で、どうやって、若い女性や未成年を性犯罪から守るのですか? 

そして、もしもその女性たちの中で性被害を受けた、アイドルの卵なり、グラドルなりが、訴えたとき、その公共施設は責任をとれますか

私は男だから、男が集団になるとどれだけ、横暴になるか、マナーを失うか理解してます普段大人しそうな成人男性でも、調子に乗ります。しかも貸し切りなら、なお怖いですね。

仮に、撮影会に出ていた女性が、規約にない行為を一斉に要求されたとき、本当に線引きできると思いますか? また、中のひとりが、自分はこれぐらいなら気にしないとやって、私ももっとできる(だって仕事だし)と、張り合った挙げ句、後で、「これは性被害です」と、訴えるのも、容易に想像できます。自分で売っているのに、被害者になるわけです。

規約を守らない男が悪いのは当然ですが、そんな問題が起こるのを未然に公共施設が防ぐのは、当然の義務だろうと思います。若い女性をプール撮影するための施設を、自治体合意で作ったとかなら別ですけどね。

何、公共物の使用目的の拡大解釈してるんだと。


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