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どうしようもないときに、「しんどい」と言える場所

「消えたい」「もう無理」と思った時、涙がとまらなくてどうしようもないときに、それを言える場所って、なってみるとなかなかない。

どこかに訴えたくて、twitterにとてもネガティブなテキストを打つのだけど、やっぱりつぶやけなくて下書きにしまうのが私だ。

こういうときって、相反する感情が闘い続ける。

伝えたくないんだけど伝えたい。言いたくないんだけど、気づいて欲しい。優しい言葉をひとことでもかけて欲しい。でも、こんな弱い自分は知られたくない。わがままも言いたくないし、迷惑はかけたくない。

やっぱりもう少しオブラートに包んでtwitterに吐こうか…。でも面倒くさいし、我にかえった時に後悔するかも。
誰かへのメッセージじゃ重すぎる。
メモ帳にかきなぐるだけじゃ、気持ちが落ち着かない。


そんな状態の時に、試してよかったと思うソリューションを2つかいておく。


1. カウンセラーさんとのチャット

こういうときに、カウンセラーさんと相談してみようという発想になる人って、どれくらいいるんだろうか?

私はここぞとばかりに、カウンセラーさんに気持ちをぶつけてみた。
ちょうど、cotreeのパートナープログラムというサービスを使っていたからだ。

対処療法的にでも何かできることはないかと、いろいろと相談してみた。

こういうときにお金を払っているというのは、とてつもなく気が楽になる。

親しい人や友人・同僚だと、対価なしの善意で動いてもらうことが前提になってしまうから、相手の限界もあるしこちらの申し訳なさも強くなる。
既にとても頼ってしまっているとき、本当にまた頼っていいのか…?とギリギリで手が止まる。
とはいえ、しんどさはおさまらない。

そんなときに遠慮なく吐ける場所として、機能してくれた。

誰かに向けて伝えようと言葉を発するというだけでも整理されるところもあるし、受け止めてもらえるともっと嬉しい。

すぐに返事がきたわけではなかったけど、しっかり受け止めてもらえたので、大分楽になったと思う。

落ちてしまってからプログラムに申し込むのはややハードルがあるが、落ち込む頻度があがっていたり周期がある人はとても支えになってくれると思う。

2. 独り言がつぶやけるチャンネル

SNSやカウンセラーさんとのチャットもそうだが、「誰かが見てくれるかもしれない」という空間に言葉を投げられるだけで、メモ帳とは大分違いがある。

わたしの場合、SNSでそういうことを呟くのはだいぶ気が引けてしまうので、最近始めたパートナーとのSlack(参考:Slackがカップル専用アプリだった件)で、そこのつぶやき用のチャンネルに、「反応しても反応しなくても良いよ」というていで、独り言のように気持ちをつらつらかいていた。

・相手が反応してもしなくてもいい状態なので、メッセより相手に負担をかけていない(多分)
・独り言としてつぶやくので、こちらもそこまで反応を期待しないでいられる(多分)
・SNSにかくより、見る人が限定されるので気が楽
・信頼している人に、自分の不調や気持ちを共有できる

ツールはSlackじゃなくても良いけれど、会話前提のメッセージチャットとは違う、「垂れ流されるだけだけど見える」ようなものがあると、こういうときはバランスがいいかもしれない。

(反応への期待値、こういう話題に対する考え方、相性、信頼度は人によって様々だと思うので、バグらないように気をつけないとですね…)


いつでも「しんどい」と言える場所はとても大事

とてもしんどいときに、側にいる誰かに頼れたり、話を聞いてもらえたり、という状況だったらそれが最善かもしれない。
私も何度も助けてもらっている。

でも、自分の都合のいいときにいつも側にいられるほどみんなは暇ではないし、頼りすぎると相手への負担になったり、自己嫌悪にも繋がってしまうかもしれない。

ここでもし「我慢して吐かない」という選択を続けていくと、心はどんどん追い詰められてしまうと思う。

カウンセラーさんに頼ってみたり、チャットのようにその場は無理でもあとでみてもえたり、ある程度その瞬間は自己完結できる術をもっておくのは大事だな、と思った。


***


私はとても周りに恵まれています。何度も相談して、それを快く受けてくれる人が周りにいるというのは、とても幸せなことで、改めて感謝を伝えたいです。

みなさんのしんどいときの発散方法もあれば、ぜひ教えてください(^^)

寒くなってきましたので、体調にお気をつけて。お読みいただきありがとうございました。


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