0歳児を連れて富山県南砺市「桜ヶ池クアガーデン」に泊まってみた

子供を連れての旅行は、何かと準備が多く、宿選びも慎重になりますよね。そこで、今回は0歳児を連れての富山県内の旅行体験記をお送りします。

今回訪れたのは、富山県南砺（なんと）市の「桜ヶ池クアガーデン」。さて、どんな旅になったのでしょうか。赤ちゃん目線でお届けします。

［公式］桜ヶ池クアガーデン

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◎じいじ、ばあば、パパ、ママとわたちの旅

▲桜ヶ池クアガーデン

富山市にあるおうちから、車で45分。福光（ふくみつ）インターを降りて、5分ちょっとで「桜ヶ池クアガーデン」というところに着きました。なんだか空気が澄んでいて、気持ちのいいところです。

中に入ると、3歳くらいのお兄ちゃんや小学生のお姉ちゃんに会いました。子供連れが多いのかなあ。ゴージャスな内装でテンションが上がり、思わず奇声を発してしまいました。

お部屋に入ると、遊ぶのにぴったりの畳の部屋がありました。ここで、パパと遊ぶことにします。

洗面所には踏み台、キッズ用歯ブラシ、キッズ用コップが置いてありました。わたちにはまだ早いけれど、もうちょっと大きくなったら使ってみたいな。

そして欠かせないのがお湯。大好きなミルクを作ってもらわないといけないからね。なんと、南砺市の美味しい水が入った湯沸かし器がありました。より一層美味しいミルクを楽しめそう。

あ、みてみて！わたち用のスリッパもある！ママが「かわいい〜〜！！」と言ってたよ。早く歩けるようになって、こういうかわいいおくつ履きたいなあ。

◎ママがすごい楽しそう

あれ？ママがどこかに行っちゃった〜〜！パパ、ママはどこへ行ったの？
え？「おいるまっさーじ」に行ったの？わたちも行きたい！！

パパが言うには、わたちのお肌はツルツルだから必要ないんだって。残念だなあ。

オイルマッサージやボディスリミング、ボディスクラブ、ボディパックなど様々なボディケアメニューが揃っています。温泉水、泥、オイル、季節の植物を素材にしたセラピーが特長です。

ママが「おいるまっさーじ」に行っている間、パパとお出かけ！桜ヶ池クアガーデンの目の前には、「ヨッテカーレ城端」という直売所があるよ。

入ってみると…美味しそうなお野菜、名産品が並んでいました。離乳食にして食べさせてほしいなあ。パパのお目当てはもちろん…「城端ビール」！桜ヶ池クアガーデンから車で5分ほどのところにあるブルワリーが作っているビールだよ。最近、缶ビールのデザインが一新されてカッコよくなったらしい。わたちは19年もお預けか〜早く飲んでみたいな。

ヨッテカーレ城端には軽食が楽しめる軽食コーナーがあるよ。ここのおにぎりは絶品！ってパパが言っていました。

▲城端ビール（缶）

そして、ヨッテカーレ城端の隣には「桜ヶ池クライミングセンター」が！高い壁に、カラフルな石が散りばめられています。これ、「おりんぴっく」で見た気がするよ。わたちも登ってみたいなあ。

桜ヶ池クライミングセンターは2000年創業、2020年リニューアルオープンした綺麗なクライミングジムです。競技会の会場として使われることが多いですが、初心者でも体験OK！フラッとよって登ることができますよ。オリンピックで話題となったスポーツクライミング。ぜひみなさんも試してみては？

◎プールは4歳から！

残念ながら、桜ヶ池クアガーデンのプールは4歳からなんだって。でも大丈夫。わたち、お水があんまり好きじゃないの。

代わりにじいじが泳ぎに行ったから、じいじにどんなプールだったか聞いてみたよ。

ウォーキングレーンやバブルマッサージ、ネックシャワーなど13のアトラクションがついた温泉水のプールです。ゆっくり一周すると大体1時間くらい。いい運動になります。深さは深いところで110cmなので、それよりも身長が低い子供は腕に浮き輪をつけて入るといいでしょう。温度は33〜36℃。これは、人間が一番リラックスできるといわれている「不感温度」だそう。温泉水ジェットはマッサージ効果があって気持ちよかったです。

◎海の幸、山の幸をふんだんに使った美味しいごはん

お待ちかね、夕飯の時間です。離乳食の用意はなかったので、レトルト離乳食を持っていきました。席にはわたち用の椅子と食器が置いてありました。一人前になったみたいで嬉しいな。

チェアはベルトなしのタイプなので、持参したベルトを装着。ソファ席用のベビーチェアの用意もありました。じいじ、ばあば、パパ、ママは大人用のコース料理をいただきました。お魚もお肉も使った和洋折衷の料理で、みんな大満足したみたい。ワインもたくさん飲んでいました。

オープンキッチンなので、料理を作っている様子も楽しめました。
お隣の席には子供連れのご家族だったので、わたちがちょっと泣いちゃっても、パパとママは周りを気にしなくて済みました。（子供連れの席を近くするのは、お店の人の気遣いだったのかな）

◎畳でゴロゴロ、みんなでおやすみ

まだおむつをしているので、お部屋の立派なお風呂に入りました。

パパたちは大きな温泉に浸かって大満足だったみたい。露天風呂も気持ちよかったそうです。温泉では、宿泊者限定の「ちょっと良いシャンブー・コンディショナー」を貸してもらえるので、温泉あるあるの「髪の毛ギシギシになるシャンプー」を使わなくて済んだとママが喜んでいました。

今日は刺激的な一日だったので、眠くなっちゃった。パパとママと一緒にお布団にゴローン。いつの間にか寝ちゃいました。畳の部屋が小上がりになっていたので、寝相が悪い子は落下がちょっと心配かも。ママは段差の下に掛け布団を引いて、わたちが怪我をしないようにしてくれました。

（夜、こっそり目を開けたら、パパたちが城端ビールで乾杯していたんだよ。わたちは大人だから、寝たふりをしてあげたけどね）

◎里山食材で作る朝ごはん

▲「里山朝ごはん」

朝起きたら、ばあばとママは朝風呂に出かけていました。

そして、みんなで朝ごはん！朝は、里山の食材をふんだんに使った料理。ばあばのお気に入りは、「三笑楽の粕で漬けたクリームチーズ」だって。「三笑楽」というのは、南砺市の五箇山にある酒蔵のお酒。五箇山は合掌造り集落で有名で、世界遺産に認定されているんだって。

自家製豆腐はわたちも食べられるから、少し食べたよ！とっても美味しかったよ。他にも、地元の人が作った厚揚げや里芋、赤かぶ、コシヒカリなどが使われていて、富山をしっかり感じられる朝ごはんでした。

店員さんたちが、わたちのためのスプーンを持ってきてくれたりと、気を遣ってくれました。11時チェックアウトなので、食後もゆっくり過ごせました。

◎寄り道して帰ろう

昨日飲んだ「城端ビール」が美味しかったみたいで、帰りに城端ビールのブルワリーに立ち寄ることにした大人たち。わたちも付き合ってあげました。

お店では、なんとビールを量り売りしてくれるみたい。テンションが上がったパパは、オリジナルのステンレスボトルを買って、「QUARTE」を1リットルお持ち帰り。季節ごとにいろんな味が楽しめるから、また行こうね、ってパパが言ってました。

そして、8月にはひまわり畑も楽しめるんだって。夏に訪れる人は、桜ヶ池クアガーデンのスタッフさんたちが丁寧に育てているひまわりを楽しんでね。

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わたちが生まれてから、なかなか旅行にいけなかったパパとママ。久しぶりに息抜きができたみたいでわたちも嬉しくなっちゃった。

もう少し大きくなったら、またいきたいな。

（富山市在住・女性・0歳10ヶ月）

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