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遂に10月、今月はハロウィン

金曜は放課後に外に出れる。TGIFというやつだ。因みに土曜日は学校全体が留学生用の補修クラスの為休みだ。私達は約1時間30分のクラスを受け、ご飯をカフェテリアで食べると外に出る事が出来る。最初は刑務作業と思っていた。日本であれば学校帰りにコンビニや本屋に寄ることが出来たのに。まぁ安全の為と思えば苦ではなかった。日曜は複雑で12時30から出歩けて門限が17時となっている。いや早くね。ライブがあるだのスポーツの試合を見るだのは例外としているがまず観に行く人があまりいなかった。結局皆ルールとして受け入れるのだった。ハロウィン前の土曜日、私は同じく日本人の学生と近所の大型ショッピングモールに買い物に出かけた。外に出るにはバディが必要なのだ。これもまた面倒くさい。まぁ付き合ったり付き合ってもらったりの繰り返しだ。あまり借りを作るのは好きではない性格なので(誰だってそう)誘うのが苦痛な時があった。というか性格の不一致では。留学に来る人種はやはり偏りがある。偶々近所にバレエ団がある為バレエといったステージ系をやっている日本人学生が殆どだった。来る時期にズレがあるが1年目に在籍していた学生の約62.5%はステージ系を部活や習い事としている学生だ。これはまぁ偏見だが発表系の女って我が強い。私は運動系、しかも個人なので同学年とぶつかる。結局帰国まで気まづい関係は修復されなかった。留学1年目がボロクソだった理由の一つは多分人間関係だ。ハロウィンの仮装を合わせるか、といっても2人が賛成、1人が反対と意見が分かれる。長年の付き合いであればじゃあいいか、となるがさすがに合って1ヶ月ちょい、あまり好印象の買い物ではなかった。今思えばあの時は皆子供だった。勿論私達もだが。そんなこんなでハロウィン当日はHR毎に学校内を回りトリックオアトリートした。バケツにお菓子が溜まっていくのは日本とは違い面白かった。可愛いコスチュームの人がいれば写真を撮ってもらったり、全校集会でゲームをしたりとても充実したハロウィンだった。また、寮では近所にトリックオアトリート(夜)。寒かったがいい体験だった。生徒だけではなく教職員も仮装する為一日中お祭りムードだった。日本もやればいいのに。