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自分のことを語る場所は自分の土台を作ってくれる

こんにちは。ライフコーチの為近奈央です。

突然ですが、あなたには「自分のことを語る場所」はありますか?

正直、多くの人が「自分のことを語る場所」を持てていないと思います。
身近な人にこそ込み入った話ができない人や、話すと重たい空気になってしまうんじゃないかと遠慮して話せない選択をする人が多いように感じます。


私も遠慮して自分のことを話せないときがあったからこそ、自由に「自分のことを語る場所」を探したのです。
その結果、選んだのがライフコーチングでした。


私がライフコーチングを受け始めた時のことを書きたいと思います。

当時は転職を何度も重ねていて、さらにその転職した会社に行くのも決して楽しくはなかった時期。自分をすり減らしてお給料をもらって、休日も週明けの動きを頭でシミュレーションして、心ここにあらずのまま月曜を迎える…そんな日々を送っていました。


自分の考えを伝えることができず、よくわからないまま、手元にある仕事を進めていく日々。
そんな中で出会ったコーチングは「自分を大事にする生き方」を思い出させてくれる、たった一つの助け舟でした。


学生時代までの私は、やりたいことが見つかったら一目散に走り、実現してきたのです。「こんな進路を選びたい」と語ると、物事が動き出して、実現に向かう。もちろん必要な努力も重ねたけれど、さらにご縁も味方してくれたような感じでした。

そんな学生時代とは裏腹に、いつの間にかやりたいことよりも、やらなくてはいけないことに時間を取られ続け、すっかり疲弊しきっていました。

「自分のことを語る場所」を見つけられず、「語っている暇があったら今の仕事をしっかりとやっていかねばならない」という空気に押しつぶされそうな自分がいたのです。


新卒までは当たり前にいた同期が、転職を重ねるごとにいなくなっていき、自分の想いを話せる人は周りにほとんどいませんでした。

そんな厳しい環境にいたからこそ、「自分のことを語る場所」と時間が持てるというのは、貴重だし、過去の自分を振り返るときっとあったほうがいい、と感じていました。


そんな中で見つけた、「自分を大事にする生き方を選ぶ」というライフコーチングのメッセージは、オープンな学生時代の私の記憶を呼び起こしてくれた、私にとってのたった一つの「希望」でした。


「自分のことを語る場所」で「自分のこと」を語れない自分がいた

希望を見出して始めたライフコーチング。
しかし、始めてみると壁にぶつかったのです。

「自分の思っていることがよくわからない」

ふと口から出てくる言葉は耳障りの良い綺麗ごとばっかり。
話していることが自分の本心なのか、それとも、正しそうなことなのか、区別がつかなかったのです。

「前向きに話していかないと、いつまでもこのままかもしれない」という焦りから、考えては話すことを繰り返していました。正直な思いの中にはきっと、後ろ向きな考えもあったはず。でも、それを話すことで後ろ向きを自覚するのが怖かったのです。

当時はこのままの人生が続くのが怖かったのです。

「普通に一人前に働きたい」

これが私のたった一つの想いでした。

せっかく話せる環境があっても、「自分のこと」ってなかなか話せないものなのです。


自分の事を話せるようになってきたのは、それからもうちょっと先の話。

コーチへの信頼が深まっていく中で、「あ、何を話してもいいんだ」と思えたころから。
ちょっと複雑な相反する感情を話し、こんな風に思っているけれど、こうも思っている節がある。みたいなのを話していく。

ストレートな感情だけで処理しきれないことが自分の中にある。
それをかみ砕きながら、自分をさらけ出していく。


さらけ出していく過程は「こんなこと言っていいのかな?」と、ぐるぐるしている。でも、いざ話してみると、あっさりと受けてもらえることにとっても安心する。

そうやってコーチというキャッチャーに自分の想いを受け入れてもらえると、「自分の抱えていることは恥ずかしいことじゃないのかも」と冷静に見れる。

私もそうやって何度も受け入れてもらったのです。

そのおかげで自分のことを話せるようになりました。


私が「語る場所」をつくり、「自分のこと」を話してもらう意味


このように今までずっと、月に数回のペースで自分のことを話す時間をとっています。自分のことを話すというのはもはや日常の一部になっています。

そのおかげで、どんなことがあっても、乗り越えられると感じられるようにな土台が自分の中に作られたと感じています。一人でぐるぐると思い悩むことはなくなり、明らかに見える景色が広がりました。

私がコーチとして、ライフセッションを通して大事にしたいのは、クライアント一人一人が「自分のことを語る場所」を持ち「自分のこと」を安心して話せる環境を作ること。

そのために、私がクライアントの言葉を受け止めるキャッチャーでいること。

初回のセッションから
「自分のことをこんなに話したのは初めてです」
そう話してもらえるのは本当に幸せなことで、コーチ冥利につきます。

なぜなら、それは、「自分のことを語れた」と感じていることの表れだから。

私がそのためにできることは自分が自分のことを語り続けること。私が自分のことを語れるようになればなるほど、クライアントも自分のことを語れるようになると信じています。

私が自分の深いところにアクセスするからこそ、クライアントにも「ここまで行けるよ~!」と伝えることができるから。

これからも私は成長を重ねて、より良い「自分のことを語れる場所」を作っていきたいと思います!

あなたも、自分のことを語る場所を作ってみませんか?





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