私がライフコーチを名乗る理由
こんにちは。ライフコーチの為近奈央です。
私はライフコーチとして、クライアントが自分の考えを大事にしながら生きるためのサポートをしています。
なぜ私が「ライフコーチ」という肩書なのか?
理由があるとしたら、まず一つは私がコーチングを学ぶのに最初に出会ったのが「ライフコーチング」だったからです。
そして、ライフコーチングの専門スクールを卒業したから。
「ライフコーチと名乗りたかったからライフコーチングを学べるところに行こう。」と思ったのです。
実はライフコーチと名乗るか迷った
ライフコーチングって人生全てが範囲になっていて、オールジャンルを扱える、汎用性の高いものでもあると思っています。
だからこそ、セッションを繰り返せば繰り返すほど、「私には何ができるんだろう?どんな人に貢献できるんだろう?」と疑問に思ったこともありました。
何でもサポートできるからこそ、自分自身のコアの部分を探す必要がありました。
さらには、「コーチング」自体が何か、学んでいてさえも、分かりやすく答えられない。コーチングでは「効果を体感してみるのが一番の理解に繋がる」と、言われることもあります。でも、これだと、私が届けたい人たちにライフセッションを届けるのは難しい。
もっとライフコーチをわかりやすく出来ないかと考えましたが、何かに対してピンポイントな肩書を作るより、ライフコーチという言葉をもっと世の中に広げていくほうが、ライフコーチの役割が分かるのではないかと思います。
また、大学院まで進学し、専門性を高めてきた私にとってはコーチングのような広く通ずるような概念を扱うことへの不安もありました。
でも、実際にクライアントに出会い、セッションをしていく中で、私の専門性が直接活かせることはなくても、色んな文脈で間接的に生かせることが分かってきました。
何かに真剣に打ち込んだ経験のある方や、理系の研究職のクライアントに対する環境への理解がシームレスなのは、専門的に生きて専門的な選択をしたことも、全く専門とはかけ離れた選択肢を選んだことも、両方あるからだと思います。
クライアントとセッションを繰り返す中で、どんな人のサポートができるのか、明確になってきました。だからこそ、ライフコーチという道で進んでいこうと決めました。
もっと身近に「生き方を話す時間」を。
もう一つのライフコーチを名乗る理由は、人生についての良質な対話の時間を誰もがもっと身近に持ってほしいという想いから。
クライアントの多くが、セッションを始めたばかりの頃「こんなに自分のことを人に話すなんて、したことが無かったです」と言うのです。
自分のことを話せる時間ができると、人生の質って圧倒的に変わると思います。
「自分のことを自分で、好きなように選択できる」
「自分の中にこんな想いがあったんだ」
これらの感覚を持つことで、しっかりと地に足がついて日々過ごしていることが実感できた時、すごく嬉しかったのです。
こうした内面の変化は分かりやすく数字で見れないので、伝わりにくいかもしれませんが、確実に、生きること一つ一つの動作を「自分のもの」と思えるようになっていきます。
もし、コーチがいなかったら私は今も、自分がどうしたいか分からないままに、周りが大事にしていそうなものを手当たり次第に得ようと必死で、苦しかったかもしれません。
日本では、子どものころから集団行動が多いので、「周りに合わせる」こと「普通」を理解することが無意識でも当たり前になっていると思います。
でも、こうして生きている時間も感じていることも、実は「自分だけ」が感じていることなのです。
そんな自分が本来持っている感覚や、想いを語り、自分の道を開いていく時間がそれぞれの方にあったらいいと思います。
ライフコーチは、客観的に見る人として、視点を伝え、より深く「自分」を見つめる時間を共に創っていく役割があります。
自分を中心に置き、自分の想いを大事にして、笑顔になっていく、自分と繋がっていく幸せを味わう姿を見たい。
だからこそ、自分の考えを色々な角度から話すことのできる、ライフコーチでありたいのです。
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