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「言の葉の庭」:歩いてゆく

今日は、今週一週間ずっと「帰宅したらみるぞ」と思いつつ、眠くなってみれていなかった「言の葉の庭」をみました!バンザイ、金曜日♡

みどり生い茂る絵が素敵で、どんな映画なんだろう、と気になっていた本作品。

いちばんに思うのは、「(新海誠作品がすきな)私の会社の代表が好きそう!!!」ということ(笑)。

新海誠さんの作品は、終わり方がすっきりしない(?)のが特徴的ですが、新海さんのインタビュー記事を読んでちょっと納得しました。

『歩くことが生きることのメタファーになる』ということを自覚しないで書いていたけれど、僕の作品をノベライズしてくれている小説家の加納新太さんに『誰かが歩くことを助ける物語』だと指摘されて気付いた」と形づくっていった。

約10年というキャリアを通じて、新海監督は一貫して「恋愛関係に限らず、自分が思うように他人が思ってくれないとしても、そこで世界が終わるわけじゃない。それが力になることもあるから、絶望しないで生き続ける・歩き続ける力を持ってほしいと思って作品をつくり続けています。だから、ハッピーエンドじゃなくても、そこで生きることをやめないでほしい」という思いを込めてきた。

主人公15歳とヒロイン27歳という設定は、Yahoo!映画のユーザーレビューで批判コメントが出ていましたが、新海さんなりの思いがあるのでしょう。

主人公タカオのお兄さんは素敵なかんじの人でした❁
そして、タカオは大人だなあと思いました。

家族に頼りない人がいる反動で、大人びているこの感じはリアルですね。

新海さんの作品の終わり方は、確かに、「恋するふたりがくっついてハッピーエンド」というものではないですが、それぞれがそれぞれの道を「生きている」ということを伝えてくれるものだと思いました。

花を買って生活に彩りを…