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第193回例会 1980年憲法から「社会の暴発」へ、そして「社会の暴発」から新憲法へ?近年のチリの変動について考える
不安定なイメージが付きまとうラテンアメリカにおいて、チリは比較的安定した優等生とみなされてきました。しかし、チリでは2019年に同国史上最大級の市民の抗議行動「社会の暴発」が発生し、近年変動が続いています。まずは、なぜこの抗議行動の発生に至ったのか、軍政下での1980年憲法の制定を出発点に、1990年の民主化後の政治と新自由主義、2010年代の学生運動の活発化という流れで考えてみます。「社会の暴発」は、1980年憲法にかわる市民主導の新憲法制定の動きに繋がりました。しかし、そ
¥500第186回例会 スペイン語圏に学ぶ家父長制批判のABC:搾取から女性解放論を考える 第2回 スペインー反資本主義と階級(2023年4月24日開催)
大変好評を頂いた「スペイン語圏に学ぶ家父長制批判のABC:搾取から女性解放論を考える」シリーズ、第2回のnote公開がずいぶんと遅れてしまい申し訳ありませんでした。 イントロダクションの映像を作って…と思うとハードルが上がるということで、ともかくどんどんと公開していくことにしたいと思います。 ともかくこの「スペイン語圏に学ぶ家父長制批判のABC:搾取から女性解放論を考える」シリーズで驚いたのは、ラテンアメリカのフェミニズム運動に興味を持っておられる方がこれほどいるのか!とい
¥500第185回例会 スペイン語圏に学ぶ家父長制批判のABC:搾取から女性解放論を考える 第1回 アルゼンチン:反植民地主義と身体(2023年3月20日開催)
順不同で非常に申し訳ないというか、いい加減すぎるんではないかと自分でも思うのですが、出せるものから出していこうの方がよいのではないか?ということで、まずは第185回(投稿時点でもっとも新しい例会です)の例会オンデマンドを公開していきたいと思います。 ラテンアメリカ探訪初の「スペイン語圏に学ぶ家父長制批判のABC:搾取から女性解放論を考える」と題した2回連続企画ということで、3月の第1回は「アルゼンチン:反植民地主義と身体」と題してエビハラヒロコさんにお話ししていただきました
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