ラテンアメリカ探訪

ラテンアメリカ探訪はとにかくラテンアメリカが好き!という人が集まって、おおよそ月1回の…

ラテンアメリカ探訪

ラテンアメリカ探訪はとにかくラテンアメリカが好き!という人が集まって、おおよそ月1回のペースで様々なテーマを話し合う集まりです。話し合うテーマは政治・経済・社会・文化等々、それこそ何でもあり! このnoteではラテンアメリカ探訪例会の各オンラインアーカイブをご紹介。

最近の記事

デコロニアル・ラブについて:カリブ海思想/文学における愛(ラテンアメリカ探訪#199)

多言語文化の海カリブ海地域を巡る名著『私が諸島である:カリブ海思想入門』が非常に刺激的だったので、著者の中村達さんにお願いしてお話ししていただけることになりました! カリブ海文学において「愛」がどのように語られてきたか。家父長制的な語りを乗り越えていく過程がスリリングな回となりました。 第199回 ラテンアメリカ探訪例会 「デコロニアル・ラブについて:カリブ海思想/文学における愛」 2023年に出版した『私が諸島である:カリブ海思想入門』では、カリブ海にまつわる歴史的背

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    • きゅうの料理:すずきさちが作るキューバの豆ご飯(ラテンアメリカ探訪 #198)

      第198回 ラテンアメリカ探訪例会 「きゅうの料理:すずきさちが作るキューバの豆ご飯」 ラテンアメリカ探訪にひさしぶりの料理教室企画が帰ってきました! きょうの料理ならぬキュー(バ)の料理です。 キューバの家庭で作られる豆ごはん「arroz congri」を作ります。 (きゅうの料理をもう一歩深く知るには中南米マガジン29号をご参考下さい) ※対面参加は先着6名(吉祥寺・試食付)、オンライン参加は調理の手順と解説を視聴できる形での開催になります。 日時 2024年

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      • アンデス南部高原地帯のアイマラ語を中心とした物語世界へ(ラテンアメリカ探訪 #197)

        第197回 ラテンアメリカ探訪例会 アンデス南部高原地帯のアイマラ語を中心とした物語世界へ  ボリビアの行政上の首都ラパスを中心とした農村で、アイマラ語の物語やオーラルヒストリーの調査に関わってきました。アイマラ語で語られる物語には、隣接するケチュア語の物語とはまた違った神々や動物や人間たちが躍動しています。この物語世界を紹介しながら、そこに現れる蛇の力を得た女性などの姿を通して、植民地主義と抵抗や、先住民集団間の社会関係などがどのように読み取れるかを考えてみたいと思いま

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        • ペルー首都近郊山岳農村の日常探訪(ラテンアメリカ探訪#196)

          ペルーの首都リマからほど近い農村での人々の生活というちょっとなかなかスポットが当てられないテーマを追いかけておられる星川さんにお話を伺いました。また、イベント当日には間に合わなかったお宝ビデオも追加でいただいておりますので、合わせてご覧いただくことが出来ます。 ペルーの首都近郊に位置するチリモヤ産地の村の日常を探訪します!  今回ご紹介させていただく村は、ペルーの首都リマから車で片道2時間ほど(村の裾野であれば)で到着します。この村は世界三大果物の一つ、チリモヤ(チェリモ

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        デコロニアル・ラブについて:カリブ海思想/文学における愛(ラテンアメリカ探訪#199)

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          初めてのメキシコ:壁画運動を中心に(ラテンアメリカ探訪 #195)

          BankARTスクールの校長をされている村田真さんによる、初めてのメキシコ探訪で見てきた壁画紹介。アートに長く関わっておられる方が見る壁画の面白さとは。普段なかなか見れない様々な壁画を紹介いただき非常に刺激的な会となりました。 ----------------------- 昨年末に初めてメキシコを旅行し、古代遺跡や20世紀の壁画などを見てきました。特にオロスコ、リベラ、シケイロスらの壁画は、現在パブリックアートの本の編集に携わる者としてとても興味深いものでした。ほかにも

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          初めてのメキシコ:壁画運動を中心に(ラテンアメリカ探訪 #195)

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          べネズエラ再発見2023:ベネズエラマラカス奏者が旅した国の変化と文化(ラテンアメリカ探訪 #194)

          アジア最高のベネズエラマラカス奏者が2023年に現地で感じた、ベネズエラの魅力を深く掘り下げます。 彼の目を通して、カラカスの街がどのように変貌を遂げたか、そして地方の伝統がいかに現代に息づいているかを見ていきましょう。生々しい通貨切替の現場、技術革新の波、そして人々が大切にする文化的実践。 単なるトークではなく、マラカスのリズムに乗せてお伝えすることで、2023年のベネズエラへの情熱的な旅へと皆さんをお連れします。 2023年2月のラテンアメリカ探訪再開以降、完全オンライ

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          べネズエラ再発見2023:ベネズエラマラカス奏者が旅した国の変化と文化(ラテンアメリカ探訪 #194)

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          第193回例会 1980年憲法から「社会の暴発」へ、そして「社会の暴発」から新憲法へ?近年のチリの変動について考える

          不安定なイメージが付きまとうラテンアメリカにおいて、チリは比較的安定した優等生とみなされてきました。しかし、チリでは2019年に同国史上最大級の市民の抗議行動「社会の暴発」が発生し、近年変動が続いています。まずは、なぜこの抗議行動の発生に至ったのか、軍政下での1980年憲法の制定を出発点に、1990年の民主化後の政治と新自由主義、2010年代の学生運動の活発化という流れで考えてみます。「社会の暴発」は、1980年憲法にかわる市民主導の新憲法制定の動きに繋がりました。しかし、そ

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          第193回例会 1980年憲法から「社会の暴発」へ、そして「社会の暴発」から新憲法へ?近年のチリの変動について考える

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          第192回例会 緊迫するグアテマラ情勢―アレバロ政権の樹立に向けて―(2023年11月20日開催)

          中米グアテマラは1980年代に米国の支援を受けた軍事独裁政権が自国の先住民及びゲリラを20万人虐殺したことで知られる国でもあり、今なお国家の根幹にその問題とどう向かい合うかということが問い続けられている国でもある。しかし、民主化以降においても、腐敗した富裕層による国家の私有化は変化せず、かつて軍事政権を担った将軍たちが順繰りに大統領に就任するような状況が続いていた。そんな中2015年には市民社会がこうした状況に対してNOを突きつける大きな抗議運動が起こったが、それにもかかわら

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          第192回例会 緊迫するグアテマラ情勢―アレバロ政権の樹立に向けて―(2023年11月20日開催)

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          第191回例会 日本未公開のカリブ映画の日本語制作~上映かをやってみた!(2023年10月30日開催)

          コロナの鬱々とした日々の中で、人が集まり、交流することが難しくなった中で、カリブ音楽を中心としたDJであるミヤ・テキーラさんは、このタイミングこそ、もう少し私たちが普段聴いている音楽の背景や文化などにも触れられるような音楽ドキュメンタリー映画を皆で共有していけるタイミングではないか、ということを考え、ツテも何もないなかでカリブ音楽の珠玉のドキュメンタリー作家/エージェントに連絡をとって交渉し、日本語字幕を付け、限定的ながら上映会を開催するというカリバフリカ(カリブ-アフリカ)

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          第191回例会 日本未公開のカリブ映画の日本語制作~上映かをやってみた!(2023年10月30日開催)

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          第190回例会 ラテンアメリカ、障害者自立生活運動から社会変革へ(2023年9月25日開催)

          今回の発題者である井上武史さんは、兵庫県西宮市にある自立生活センター、メインストリーム協会の活動の一環として、2012年よりコスタリカのペレスセレドンという町で、現地の障害当事者とともに日本にあるような障害者自身が運営する自立生活センターを設立するプロジェクトを開始し、プロジェクトでは障害者への介助派遣サービスを可能にする法律を制定することに成功しました。こうした経験をもとに今、コスタリカ以外のラテンアメリカの国々に広げようとしており、ラテンアメリカ発のフェミニストの運動のよ

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          第190回例会 ラテンアメリカ、障害者自立生活運動から社会変革へ(2023年9月25日開催)

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          第189回例会 革命から40年 そういえば、ニカラグアって最近どうなってるの?(2023年7月27日開催)

          中米ニカラグアといえば、かつてサンディニスタ革命で世界中からニカラグアの革命を守れと人々が集まり、米国による独裁と搾取からの解放を目指した国というイメージが強い人もいるだろうと思う。逆に言えば、それ以外でニカラグアについて熱く語れることを持っている人は非常に限られていると言っていいぐらい、日本におけるニカラグアという国の知名度は低いし、今なおほとんど認知されていない国とも言えるだろう。 そのニカラグアが、今中米でもっとも難民を輩出している国となっている、ということは知る人ぞ知

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          第189回例会 革命から40年 そういえば、ニカラグアって最近どうなってるの?(2023年7月27日開催)

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          第184回例会 アンデスのコカ、パンパのマテ:南米原産の嗜好品から広がる世界(2023年2月27日開催)

          順番が前後しましたが、ラテンアメリカ探訪がコロナを経てオンラインで復活することとなった第一弾企画がこの「アンデスのコカ、パンパのマテ」でした。コカ茶は日本では違法となっておりますが、インカの時代より非常に重要な嗜好品であり、神ともつながる重要な植物でした。またアルゼンチンを中心に広がるパンパでガウチョたちの嗜好品として有名なマテも、昨今は日本でも徐々に知名度が上がってきている飲むサラダとも言われる植物です。これら2つの作物について、掘下げてみようということで、今回は井垣さんに

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          第184回例会 アンデスのコカ、パンパのマテ:南米原産の嗜好品から広がる世界(2023年2月27日開催)

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          第188回例会 三浦一壮、吉田悠樹彦が語るラテンアメリカ舞踊の過去・現在・未来(2023年6月24日開催)

          188回ラテンアメリカ探訪例会では、ラテンアメリカとヨーロッパに最初に舞踏を伝えた舞踏家三浦一壮さんと、舞踊批評家吉田悠樹彦さんをお迎えして、三浦さんのラテンアメリカでの演劇祭における舞踊関係者との交流の中からさまざまなお話を伺いました。また、非常に貴重な企画として、三浦一壮の舞踏もパフォーマンスいただき、視聴することが可能となっております(ただし、zoomの仕様の問題でBGMが少々聞きづらくなっていることはご理解ください)。 世界的に非常に大きな評価を受け、インパクトをも

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          第188回例会 三浦一壮、吉田悠樹彦が語るラテンアメリカ舞踊の過去・現在・未来(2023年6月24日開催)

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          第187回例会 キューバのインフラ事情:IT関係を中心に(2023年5月22日開催)

          第187回ラテンアメリカ探訪は、キューバのインフラ、とくにIT関係が今屯な感じなのか、ということを、キューバ在住のWebメディア「キューバ・マニア」運営者であるノアさんに伺いました。 キューバと言えば、「ネット環境が悪い」ということで有名ですが、そのキューバからオンライン配信が可能なのか?!ということも含めてチャレンジャーな企画でもありましたが、無事に配信できたという意味でも、キューバのオンライン事情は変化しているということが伝わってきます。しかし、ことはそう簡単に言ってし

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          第187回例会 キューバのインフラ事情:IT関係を中心に(2023年5月22日開催)

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          第186回例会 スペイン語圏に学ぶ家父長制批判のABC:搾取から女性解放論を考える 第2回 スペインー反資本主義と階級(2023年4月24日開催)

          大変好評を頂いた「スペイン語圏に学ぶ家父長制批判のABC:搾取から女性解放論を考える」シリーズ、第2回のnote公開がずいぶんと遅れてしまい申し訳ありませんでした。 イントロダクションの映像を作って…と思うとハードルが上がるということで、ともかくどんどんと公開していくことにしたいと思います。 ともかくこの「スペイン語圏に学ぶ家父長制批判のABC:搾取から女性解放論を考える」シリーズで驚いたのは、ラテンアメリカのフェミニズム運動に興味を持っておられる方がこれほどいるのか!とい

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          第186回例会 スペイン語圏に学ぶ家父長制批判のABC:搾取から女性解放論を考える 第2回 スペインー反資本主義と階級(2023年4月24日開催)

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          第185回例会 スペイン語圏に学ぶ家父長制批判のABC:搾取から女性解放論を考える 第1回 アルゼンチン:反植民地主義と身体(2023年3月20日開催)

          順不同で非常に申し訳ないというか、いい加減すぎるんではないかと自分でも思うのですが、出せるものから出していこうの方がよいのではないか?ということで、まずは第185回(投稿時点でもっとも新しい例会です)の例会オンデマンドを公開していきたいと思います。 ラテンアメリカ探訪初の「スペイン語圏に学ぶ家父長制批判のABC:搾取から女性解放論を考える」と題した2回連続企画ということで、3月の第1回は「アルゼンチン:反植民地主義と身体」と題してエビハラヒロコさんにお話ししていただきました

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          第185回例会 スペイン語圏に学ぶ家父長制批判のABC:搾取から女性解放論を考える 第1回 アルゼンチン:反植民地主義と身体(2023年3月20日開催)

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