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珈琲が飲めない人のコーヒー時間

どうして珈琲屋に行くの?

いきなりですが、私はコーヒーが飲めません。紅茶も緑茶もほうじ茶も飲めるのにコーヒーだけがどうしても駄目なのです。
デカフェコーヒーを飲んだ後でも胃が痛くて動けなくなってしまうのです。
カフェインが駄目なのではなく、恐らくコーヒー豆が駄目なのではないかな、と思っています。

そんな私でも珈琲屋さんに行く理由は大きく分けて二つあります。


みんなと話が共有できる楽しさ

スターバックスは誰もが知るコーヒーチェーン店です。

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女子も男子もみんな大好きフラペチーノでよく話題になるお店ですね。
このフラペチーノにはコーヒー成分が使われていないものが多く、使われていても抜くことができます。
甘党の私の大好物で、新作が出るといつも飲んでみて友達や同僚と「新作どうだった?」と話題を共有する楽しさがあります。「去年とここが違ったよね」とか、マニアックなカスタマイズの注文の仕方とか、色々話題が尽きません。
他にもボリュームやシロノワールで有名なコメダ珈琲店、スフレパンケーキの美味しい星乃珈琲店、ミルクレープが有名なドトール、ベアフルが有名でミルクティーが美味しいタリーズなど、誰もが知っている珈琲のお店のメニューを食べることで、もし急にコーヒーチェーン店に行くことになってもコーヒーを飲まずとも会話を弾ませることができます。
チェーンの珈琲屋さんを楽しむことで、他の人とも感情や情報を共有する楽しさが生まれて楽しいので、コーヒー自体は嫌いですが(コーヒー大好きな方ごめんなさい)、珈琲屋さんは好きなのです。


会話の雰囲気を楽しむ場所

私はチェーン店だけでなく、個人経営の珈琲屋さんにもよく行きます。

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私の大好きな人も実はコーヒーが苦手で飲めないのですが、二人ともお店の雰囲気がとても好きで、珈琲でないメニューももちろんオーナーさんは用意してくれているので、二人でコーヒーではないものを頼みつつも、ゆったりした雰囲気の中で静かに、でも楽しくずっと会話をしていられます。

コーヒーはコンビニで買ったら110円、スティックタイプのものを買って家で飲んだら一杯100円もいかないでしょう。コーヒーを飲みたいだけなら、お店にわざわざ足を運びませんが、コーヒーの香ばしいいい匂いを嗅ぎながら、大切な人とゆったり過ごす空間がとても好きで、その空間の雰囲気と客を笑顔で出迎えて丁寧に作ってくれるお店の人のためにお金を払っています。


みんなのコーヒー時間、私の紅茶時間

今はコロナ禍なのでゆったりとお店でコーヒー時間というわけにもいかないので、もっぱら紅茶を取り寄せて自宅でいろんな味を楽しんでいます。
おそらくコーヒーが好きな人も色々な豆を取り寄せコーヒーの味を楽しんでいることでしょう。
好きなお店の茶葉(コーヒーの人は豆)を買うのも店を応援する手段のひとつです。
あまり笑顔があふれる世の中ではないですが、自分なりの好きな飲み物を家で楽しむいい機会だと思って自分が好きなものを飲みながらゆっくりと世の中を見届けていきたいと思います。
私は紅茶時間ですが、おそらくコーヒー時間を過ごされている方と同じ気持ちなのではないでしょうか。
家で好みの味を見つけ、コロナ禍がおさまって、再びカフェに通うようになる頃には、また違う味や雰囲気に思えるのかも知れませんね。


#私のコーヒー時間

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