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ワクチンのこと②「免疫システムとワクチンの関係」
の続きです。
まずは
「免疫システム」のこと
「免疫」というと、病原体などにカラダがどう対処しているのかをまずイメージされる方も多いかと思いますが、実際はそれだけではありません。「病原体」だけではなく、カラダの中で日々生み出されている「老廃物」や間違って作られちゃった「がん細胞」や、飲み食いしたものと一緒にはいってきた「いらないもの」に対しても働いているのが「免疫システム」。
・「いるもの」「いらないもの」の分別
・病原体、がん細胞、老廃物など「いらないもの」の無毒化と排出
・壊れたところの修復
という3つの仕事を粛々と行うことでカラダをCleanでNormalな状態に保つ仕組みです。生物学では恒常性、Homeostasisという言葉がおなじような働きを指すことばとしてあります。自然療法の世界では治癒力、自然治癒力、自己治癒力といいます。漠然と「生命力」といったときも、回復と成長のちからを指すので、免疫システムのことを含んでいるといっていいでしょう。
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