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初日の出、1泊2日欲張りドライブ 後編(2023年元旦/伊豆)

いつもと違う場所から初日の出を拝みたいな。と思ったことはありませんか?! 毎年違う場所に出かけているので、2023年初日の出ツアーを記事にしてみます。 *「たまゆらC」の記事となります

前編(1日目)はコチラ

全行程

1日目:2022年12月31日 
千葉市(自宅)~東京都江東区(辰巳駅で1名ピックアップ)~河口湖~山中湖~忍野八海~大涌谷~芦ノ湖~箱根湯本~沼津~三島(泊)
2日目:2023年1月1日 
三島~伊豆スカイライン滝知展望台~来宮神社~熱海駅前~伊東~伊豆スカイライン~十国峠~湯河原温泉~品川プリンスホテル~千葉市(自宅)

2023年1月1日(元旦)

5:45 三島駅前~伊豆スカイライン/滝知山展望台へ

5時にホテルのフロントで待ち合わせをしましたが、1名寝過ごして5:30集合となりました。熱海の日の出予想は6:51なので、あわただしく出発です。。

早朝なので、25㎞を45分計算で予定していました。途中から11号線の交通量が増え、地元ナンバーも多く「みんな同じ場所を目指しているのか」と一瞬ビビりましたが、多くの車は、そのまま熱海方面に向かいました。海岸線で良い場所がたくさんあるのでしょうね。順調に進んで40分もかかりませんでした。

三島駅前~伊豆スカイライン滝知山展望台

6:30 伊豆スカイライン/滝知山展望台 到着

なんとか日の出に間に合いました。

駐車場はほぼ満車ですが、滑り込みセーフです。駐車場から展望場所まではすぐなので、寒がりの人は車の中で暖をとって、スマホで連絡とりながら、もう昇るよ!というタイミングで車から出てくればバッチリです。小さなお子さん連れでも安心ですね。

皆さん、伊豆スカイライン本線から駐車場への導入路に駐車されてはいましたが、できたら6時までには着いて、駐車場にとめることをお勧めします(寒くてもすぐに車に避難できます)。

滝知山展望台でもいくつか見学ポイントがあるようですが、一番高い場所と思われる電波塔があるところで日の出を待つことにしました。これには理由があります。

6:40 滝知山展望台の電波塔がある高台 駐車場からすぐ

伊豆スカイライン 滝知山展望台 Googleマップ
静岡県道路公社 伊豆スカイライン

予定時刻の6:51まで、日の出を待ちます。ですが「日が出た!」と思える時間は7:15頃でしたので約45分待つことになりました。

たぶん常連の方だと思いますが、「いつも、熱海発初島行きの始発フェリーが、航路のちょうど真ん中に差し掛かったころに、日が昇るよ」と横で話されていた通り、真ん中まで船が進んがところで、写真のような「初日の出」が上がってきました。

6:45 水平線が明るくなっていますが、まだ見えません
7:15 日の出をしっかり確認 初島もよく見えます

この展望台のすごいところは、山の尾根に位置しているので「両側に開けている」ということです。東(日の出側)は熱海の街並みを眼下に眺めながら、初島・大島・三宅島が見える太平洋を見下ろせる眺望。そしてちょうど180度反対には、すそ野もさえぎる事のない富士山が眺められます。
 
日の出時には、一足先に富士山の頂上から日の光を受けはじめ、徐々に3合目、5合目と光輝いていきます。その間、淡いパープル色から赤色に変わっていく富士山を眺めていく事が可能です。日の出を見て、富士山見て、と たいへん忙しいですが、欲張りなロケーションですね。

ただし、一番高いところ(電波塔)の近くでないと両方は見えません。先に「理由」と書いたのがこのことです。展望デッキを備えた駐車場がいくつかありますが、初日の出で人気なのは「滝知山」の駐車場。通行料は必要ですが、駐車場は無料です。マップで見るとほぼ真下に新幹線などのトンネルが走っていますね。

6:45 富士山
7:15 富士山
電波塔(丹那無線中継所)の位置は、赤いピンのすぐ下あたりです

滝知山展望台は伊豆スカイラインで唯一熱海市を見下ろせるそうです。温泉街に立ち並ぶホテルが印象的で、ビュースポットや夜景スポットとして取り上げているサイトも多いようです。「伊豆スカイライン 滝知山展望台」で調べるといろいろな情報が掲載されています。

伊豆スカイライン 滝知山展望台 画像検索

前日まで迷いましたが、別候補もご紹介します。
(別候補)
大室山|大パノラマで初日の出と富士山を拝む *ペット(犬等)を抱えてリフト乗車OK
伊豆パノラマパーク|ラグジュアリーな山頂施設あり。人数限定の初日の出! *ゲージ等に入れてペットOK
箱根十国峠 初日の出 *ケーブルカーにペット(犬等)の乗車NG


8:00 伊豆スカイライン/滝知山展望台~来宮神社へ

余韻に浸って、長居しましたが、熱海来宮神社にむかって出発です。すいている時間帯で初詣を済ませます。伊豆スカイラインの出口料金所で渋滞につかまり、40分くらいかかりました。皆さん一斉に山を下りるのでしょうがないですね。

滝知山展望台~来宮神社

8:45 来宮神社到着 初詣

神社のすぐ上の小学校校庭が無料駐車場として解放されていました。駐車場にもすぐに入れて、9時前後は神社も混んでいないので、ゆっくり境内を散策できます。本堂への参拝の列も5分待ちくらいでした。

来宮神社 鳥居
來宮神社境内マップ *公式サイトから引用

熱海 来宮神社


9:30 熱海駅前の商店街 到着

来宮神社から10分弱で熱海駅前に到着。駅前のコインパーキングも空いています。料金は1時間600円。ここでの目的は、熱海駅前商店街を散策+食べ歩き(朝食)です。 
 
さすがに朝早いので8割のお店は閉まっていますが、それでも天ぷら屋さん、饅頭屋さん、せんべい屋さん、干物屋さんと食べ歩きのお店(テイクアウト可)は営業されていました。朝が早くてお腹が空いているので、まる天さんで揚げたてを買って、商店街のベンチでむさぼりました。やや高いのですが、一人で2つ頂くとお腹は膨れるボリュームです。

お店の名前を忘れてしまったのですが、老舗らしきベーカリーショップさんが、営業はしていないのですが、店舗前のワゴンで「食パンの耳」を無人販売で売られていました。確か10円で小パック、30円で大パックだったと思います。貯金箱に代金を入れるシステムが昭和感があってたまらなくうれしかったです。3パック買って、家でラスクにしたのですが、バッチグーです。

まる天 熱海店

まる天 熱海店 食べログサイト
熱海駅前平和通り商店街

来宮神社~熱海駅前商店街

11:00 熱海駅前発~伊豆スカイライン/十国峠へ

熱海から海岸線を南下して、再度伊豆スカイラインへ。天気が良いので海沿いのドライブが気持ちいいです。再度、伊豆スカイラインで十国峠を目指します。途中、玄岳第二展望台で富士山を眺めて、さらに北上します。

玄岳第二展望台からの富士山

玄岳第二展望台

熱海駅前~網代~十国峠

13:00 十国峠 到着

十国峠ではケーブルカーに乗って頂上まで登り、景色を楽しみました。ケーブル乗り場はサービスエリアになっていて、お土産屋や食事が可能です。お昼ご飯として、富士見焼きそば、静岡おでんのテイクアウトを買ってフードコートで食べました。夜のホテルバイキングを控えて、おなかをすかしておきます。  

メジャーな写真撮影スポット *公式サイトから引用

熱海市観光協会 公式サイト
十国峠ライブカメラ(富士山ビュー)
十国峠ライブカメラ(駿河湾ビュー)
十国峠パノラマケーブルカー・絶景展望デッキ


13:00 十国峠発~湯河原温泉へ

本日の日帰り温泉は、湯河原温泉です。山間部を快適ドライブ!という予定でしたが、2021年7月の豪雨による路面崩壊などの影響で、湯河原パークウェイの全線が通行止めになっていましたのでご注意ください(2023年1月1日現在)。少し迂回したこともあり、50分程度かかりました。

十国峠~湯河原温泉

14:00 湯河原温泉/ニューウェルシティ湯河原「いずみの湯」 到着 

湯河原温泉は、箱根・熱海のようメジャーではないですが、昔ながらの雰囲気のよい温泉街でした。

川に面した大きなお風呂で、露天風呂が大きく全体にとてもきれいです。サウナもキャパがあり込み合うことはありませんでした。元旦のこの時間は空いているようで、ゆっくりと入浴が可能でした。

料金は通常税込1,100円と表示されていましたが、年末年始料金で1,500円になっていました。温泉は無色でお湯はさらりとしています。露天風呂の温度は少し熱めですが、半身浴で長く浸かっていました。源泉かけ流しの石風呂というものもあります。

日帰り入浴客も、ホテルの無料休憩所や憩い処を利用でき、ゆっくりくつろぎながら休憩することができました。特筆なのはお風呂の綺麗さですね。

いずみの湯 露天風呂 *公式サイトから引用

湯河原最大級の露天風呂が自慢の宿
ニューウェルシティ湯河原「日帰り温泉 いずみの湯」


16:30 湯河原温泉発~湯河原駅前~品川へ

駅前のお土産屋さんで、小田原かまぼこを購入。小田原蒲鉾を買いに鈴廣直営店さんに行きたかったのですが、元旦は17時までの営業なので、駅前で購入することにしました。

その後、夕食を予約している品川プリンスホテルに向かいます。

17:00 湯河原温泉駅発~品川プリンスホテルへ

小田原厚木道路を通って、東名高速へ。元旦の上り車線は空いています。初詣帰りか、途中少し渋滞しましたが、それでもすいすい進みます。1時間半で品川プリンスホテルの駐車場に到着しました。

湯河原温泉~湯河原駅前~品川

19:00 品川プリンスホテル「LUXE DINING HAPUNA」

元日の夕食は、ホテルのディナーバイキングです。通常7,000円前後のディナーバイキングですが、ニューイヤーディナープランでミニおせち料理が付いて一人9,800円です。

そこそこのお値段ですが、「家でおせちの準備はしない」「ボイル蟹も食べ放題」「デザートが充実している」「正月からホテルでディナー」などを考えるとコストパフォーマンスは高い!と思いセレクトしました。ちなみに例年は正月三が日のどこかで、「築地すしざんまい本店」さんにて、ひとり5,000円程度でお寿司を食べてます。

少し早く着いたので19:30の予約を早めてもらい、19時から120分のバイキングを堪能しました。こちら、30分単位で入場するようになっており、巨大なバイキング会場でシェフがその場でも提供するご馳走を堪能しました。こちらのメニューには蟹もあり、大きな蟹足を(無言で)食べることも可能です。

21:00に夕食終了、無料駐車サービス券をもらって、千葉の自宅に戻ります。

予約メニュー
【ニューイヤーディナー12/31~1/3】WEB限定/120分制/¥9,800
品川プリンスホテル「LUXE DINING HAPUNA」

品川プリンスホテル「LUXE DINING HAPUNA」
"進撃のグルメレポーター" まりも さんの紹介記事


後述

23:00、千葉市の自宅に到着して、欲張りツアーは終了しました。

大晦日~元旦にかけての日程で、渋滞を完全に回避できたのは良かったです。「初日の出 欲張りツアー」としてプランニングしましたが、もう少し立ち寄り先を減らして通常の1泊2日ドライブ旅行としても活用できると思います。運転が苦にならない方でしたら問題ない行程です。電車旅では味わえないフットワークで、いろんなところに立ち寄れました。

ガソリン代で約8,000円、有料道路代で約10,000円。ビジネスホテル代、食事代、日帰り入浴代、乗車代(ケーブルカー)が主な出費です。

出発時に満タンにしましたがガソリンランプが点灯しました。ガソリンスタンド探すのですがなかなか見つからず、千葉に戻るのに品川から湾岸道路の側道(357号線)を新浦安まで走ってやっと見つけました。正月でガソリンスタンド空いてないだけでなく、ガソリンスタンド自体が減っているように感じました。年末年始は早めにガソリンを補充しておくべきだと反省しました。 

2022年12月31日の記事は前編で

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