クラス替えで人生詰んだ 4.恐怖の林間学校

というタイトルですが、結局、夏休み中に行われた林間学校へは行きませんでした。

中学2年になると、夏休みに林間学校(わが校では「キャンプ」と呼んでいた。けどテントを張ったりするキャンプではない)へ行きます。
個人的には海と触れ合う臨海学校の方が良かったのですが。

ここで最初『1.運命の日の前』に述べた小学校5年の時に行われた3日間の林間学校(これも「キャンプ」と呼んでいた気がする)について述べます。
なぜなら、自分へのいじめがひどくなったのは、これがきっかけではないかと。

事前の班決めから始めります。
実は僕、班長になりたくて大騒ぎしたのです。なぜそう思ったのか今になると全く分からないのですが、強迫観念にとらわれていたのではないかと考えられます。当然周りは見えていません。
で、先生が困ってしおりの名簿に僕の名を当て、実際は別の仕事、班内で決められていた衛生係(ゴミ担当)に振り分けました。
これで解決のはずだったのですが…。

場所は岡崎市の「愛知県野外教育センター」でした。
なぜか覚えています。

キャンプ時になって実際衛生係の仕事を命じられ、ごみの分別収集を頼まれたとき「これは自分の仕事じゃない」と、ひと悶着ありました。
自分は班長なのに班長の仕事ではなく下働きをやらされて、はっきり言ってひどい事をやらされたと思ってました。
あと片付けの途中なのに先生から「片付けてない」と叱られたりと、散々な3日間でした。

当時の僕にとってこれは悲劇でしかなかったですが、今思えば喜劇ですよね。

まあ、こんな感じでわがまま放題(当時はわがままとは思っていない。自分が正しいと思っていた。悪いのは他人だった)だったので、同級生から「こいつ、ひょっとして危ない奴なんじゃあ…」と思われ、いじめがひどくなった可能性があります。


中学2年の1学期に戻ります。
今の状態で「キャンプ」へは行けないということを小学校の経験を交えて担任に説得したのですが、さすがに担任は仕事上「行かなくていい」とは言えなかったようです。
で「先のキャンプで君が不快に思ったのは周りが悪いからだ。君は全然悪くない。だから中学のキャンプも参加してほしい」と言われ、僕はそれを聞いて泣きそうになりましたが、行けないものは行けない。

最終的に親との話し合いもあって「行かない」と決めました。

一応、班決め等を行って「しおり」に記載されたのですが、僕はその打ち合わせ時間は全く言ってません。多分保健室で待機してたのでしょう。
だから自分がどの班なのかも知りませんし、どこへ行ったのかも分かりません。どうせ行かないので。
で「しおり」を渡されたのですが、自宅でビリビリに破って捨て、物凄い背徳感を感じた記憶があります。

あと、小学校の頃はそうでもなかったのですが、この辺りから僕は潔癖症かつ神経質がひどくなり、赤の他人と同じ部屋で寝たり、浴槽へ入るなど出来なくなってしまいました。当然銭湯や温泉の大浴場にも行けない。

さらにこの時は同級生が全員「敵」だったので、そんなことはとてもじゃないができませんでした(のちの修学旅行もそれが理由で行っていない)。


ここで一つ疑問。
愛知県(僕の出身地、中学も愛知)では、林間学校のキャンプファイヤーで「トーチトワリング」もしくは「ファイアトーチ」なるファイヤーダンスが行われていたと聞きます。
小学校の時のキャンプファイヤーではそれをはやった記憶はないのですが、中学のそれはやったのかやってないのか?
この知識自体ネットをはじめてから知ったのですが、なにせ中学の合宿に行ってない、さらに言えば高校の合宿や修学旅行も言っていないので、地元民なのに「ふーん」と思っていたほどです。


潔癖症なのは今もですが、さすがに銭湯や温泉の大浴場へ行けないわけではありません。
むしろ、たまには温泉巡りでもしてみたいなぁ…と思いつつ過ごしています。

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