見出し画像

きょうは、おしまい。

下を向いて本を読み、メモを片付けていたら、手元が暗くなってきた。ふと、窓の外を見た。

灯りのともった四角が、ぽつぽつと拡がって美しい。空の上にある星は多く見えないけれど、ビルの灯りが作ってくれた星たちなら、目の悪い私にも見える。

外がこれほど美しく見えるなら、もう。手元の灯りは、デスクライトだけで足りない。仕事を終えてもいい時間だ。

昨日まで、連休。長期休みモードになりかけていた身体を、無理に、平日モードへ押し込める。

ごめんね、また平日に戻してしまうね。だから、今日はいつもより少なめでいいから、ゆっくりやろうね。

自分に声をかけながら、せっせと昼はがんばった。だから、もう。夜はお休みの時間。

天候も少しずつ下り坂。気圧が下がり始めたからなのか、頭の奥がもわっとしはじめる。いい香りのお茶を飲んで、パソコンは見ないで、早めに寝よう。本は数ページめくりたいな。それは頭のようす次第か。

この後のことを思いつつ、机の上を片付ける。

室内の灯りをつけた。デスクライトを消した。

イスから離れた。

+++

▼ 天気が悪くなるにつれ、頭が騒がしくなる。頭の騒がしさを書いたのが、下の記事

===

本文の上に使ったビルの灯りともる風景は、エレンさんの「隅田川リバーサイドテラス風景」の中の一枚。ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?