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一緒に。心を見たい

書くことは、好きだ(得意かどうかはわからないけれど)。報告書を作ったり、覚書を作ったり。手帳にらくがきしたり、ノートを作ったり。知らないうちに書いている。

けれど、そこには私の感情を書いたものは、あまりない(気がする)。

言葉を書くときは、どこか思考的。感情的であっても、言葉に変えようと試し始めた段階で、もう、感情の温度が抜け始める。

感情をあらわすやり方は、動く、踊る、歌う、声を上げる。描く、書く。などなど。あれこれとあるけれど、感情を形にしようと思ったとたん、頭に浮かぶのは書くことだ。

書くことが好きならば、感情すら思考に変えてしまおうとする好みをもっているってこと?

それとも、感情のもつ温度や色をあつかいかねて、書くことで感情をとどめようとしている?

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目には見えないものが、見えるものになると安心できる。そして、見えたものを他の人と一緒に見あえたなら、いっそう安心。たのしくもなる。

見えない心のうちを、言葉に変えて見えるようにして。ね、こんな風なのよと、一緒に話してみたくて書いているのかもしれない。

手書きだと、いっそう感情感覚のこる気がする。

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本文上のイラストは、ももろ illustrator 絵本 さんの描かれた絵。クマのなかよさそうなシルエットが、素敵。こんな感じに、心をながめていきたいな。

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