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2021/3/28-29(月)こんなことが起こるとは


スエズ運河の動向が気になる今日この頃です。こんなこと本当に起きちゃうもんなんですね。

さて本日は大相撲のことしか書きませんよ当たり前ですよ。春場所が昨日千秋楽を迎えましたからね。大関再昇進をかけた東関脇照ノ富士が12勝3敗で見事再昇進を決めたどころか3回目の優勝ですから。とんでもないことです。奇跡です。この余韻だけであと数日は生きていけます私。

毎日まいにちドキドキハラハラしながら見ていました。強いのは知ってます。最初の昇進時を知ってますから。全盛期は鬼のような強さでした。さらに言えば若いころから上位で積み重ねてきた土俵経験の上に、所属する伊勢ケ濱部屋直伝の技能の高さが加わっているので、今の三大関が太刀打ちできなくても当然。だから勝てるかどうかで毎日ハラハラしているのではありません。

怖かったのは両膝です。この両膝が今場所も無事に15日間もってくれるのかどうか。そのことばかりが気がかりで。上半身の怪力を使った強引な相撲をちょっとでも取ろうものなら膝は大丈夫かと肝を冷やし、相手の圧で土俵際へとぐいと押し込まれたときには目先の黒星よりも膝の心配をし。

優勝も大関再昇進も心から嬉しいけれど、今場所も15日間、両膝が無事であったことが一番の喜びです。

だからこの先もただひたすら、場所が始まれば15日間、両膝の心配だけしながら私は応援するのでしょう。この先ずっと両膝が無事でさえあれば日々の勝ち星の積み重ねの先にさらなるご褒美が待っているかもしれないし、待ってないかもしれないし。こればかりは相撲の神様のみぞ知る。

大相撲ってすごい。数限りない悲劇も見えてないところで多くあるはずで、光ばかりを見てその存在を忘れてはならないことは確かなんだけれど(今場所もありました。経過が心配です)こういう奇跡を目の当たりにするたび、あの人たちは常人を超えたところで日々戦っているんだなと深く感銘を受ける次第です。


武者修行中です。皆様に面白く読んでいただけるような読み物をめざしてがんばります。