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2021/2/25-26(金)見下し病


ここ数日間、見下し病にかかっているという自覚があります。

好奇心のおもむくままにいろんな本を読んだり動画を見たり、様々な情報を入手するのはいいのですが脳みその能力にも人それぞれの限界というものがあり、私の場合今がちょうど頭打ちなんですね。運動とおそらく同じで頭のトレーニングも無理せず様子見で強度をあげていくほうがいいのだろうけど、ついつい背伸びをね。しかも英文読解も再開したから今まで使ってこなかった部分まで酷使してるらしく頭の疲れが半端ではなく。

面白いんだけどさ、頭がついていかないのね。

でね、疲れが全然取れなくなってくると努力がこれ以上できなくなるんですね。つまりここが現時点での私の能力の限界なんだろうと思うんですが、足がもう一歩も上がらなくなってしまったところで前いたところを見おろすと、まあなんというか、態度がでかくなるというか。

いやいやあんたもそんな高いところまで登れてませんて、似たようなもんですてと俯瞰的に自分を戒めるんですけれど、疲れてるときはどうもだめ。

見下し病の主要な症状としてだれもかれもがバカに見えはじめるというものがあり、これが始まると次第に誰の言うことも信用できなくなってきます。あの人もだめ、この人もだめ。そうこれ、洗脳の一丁目一番地にとても似ている気がします。

見下し病の好発年齢ってあるのかしら。けっこうお年の方も罹っていらっしゃる気がします。年を取ってから罹ると厄介。若いほうが完治しやすそう。

見下し病にかかったかもと思ったら、いったんその山から降りて違う山に登ってみるとか、疲れを取るべくよく食べよく眠るとか、何らかの有効な対処法がきっとあると思うのですが、基本は「ああここが現時点での私の限界なのだな」といさぎよく受け入れることかも、です。

疲れたら休む。楽しめそうなところまで回復したら再開する。順調に登れているときは人のことなど少しも気にならないんだからさ。


武者修行中です。皆様に面白く読んでいただけるような読み物をめざしてがんばります。