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世界はまだまだ面白い!#11 ことば

日本人の国際化を遅らせる一つの大きな要因は「ことば」の問題です。日本語は、文字、構文が外国語と大きく異なりますので、英語一つマスターするのも容易ではありません。私も、外国語を専門とする大学を出た訳ではありませんので、読み書き、話す、聞くをマスターするのに、大変苦労しました。世界共通語である英語をまず第一段階で苦労して苦労して学び(ここでめげてしまう方も多くいます)、そこから第二外国語へと進むわけですから。私は、30年も前になりますが、ドイツ赴任にあたり、ドイツにある全寮制のドイツ語学校に会社から放り込まれて、徹底的に朝から晩までドイツ語の勉強をさせられました。同じクラスにアメリカ人のキャスターのおじさんや英国人の先生がいて、彼らの上達速度は素晴らしかったのを覚えています。何故だと思いますか?彼らも言っていましたが、構文と文字が同じだからバリエーションで対応できるというのです。なるほど!彼らは、世界共通語である英語が母国語ですから、日本人が必死に到達する第一段階をすでにクリアーしているので、ある意味「楽」な訳です。臆することはありません。日本人が英語を話すことは、欧米人が日本語(彼らもバリエーションで対応できない)を話すことと同じく難しいのです。国際化の第一歩として、まずは、英語を学びましょう。英語を学ぶと次の外国語が身近になります。「ことば」と「文化」とどちらが先かわかりませんが、「ことば」を理解すると「文化」も見えてきます。

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