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世界はまだまだ面白い!#141 選挙ポスター

「都知事選のポスターの掲示板」が、そこかしこに、立てられています。もともとは、ポスターの掲示板の枠が48区分しかないので、届け出順で、49番目以降の候補者は、ご自分のポスターをクリアファイルに入れて、掲示板の外側に貼るようにという事で、56人全員の候補者のポスターは壮観だろうなと期待していました。

ところが、いざ蓋を開けてみると、その48区画中、25番から48番までの24区画(つまり掲示板の半分)が、とある政治団体の「掲示板ジャック」の場とされて、大切な掲示板の半分が「犬」とか「猫」とか、全く、都知事選に関係のないもので埋め尽くされています。アメリカでは、「選挙ポスター」というか、「立て看板」は、基本、派手なカラーリングと名前だけが書かれていますが、日本では、選挙で、投票所に行く前に、選挙ポスターで、「顔とスローガン」を見て、投票する候補者を見つける方も多いと思います。「猫」とか「犬」とか、候補者ではない「女性格闘家」だと困りますよね。

倫理観が薄れて来ていると感じる方は、私だけではないでしょう。アメリカの様に、いちいちこれはやってはいけないという事を「Code of ethics(倫理規定)」に纏めて、掲示板の倫理規定を作る必要がありそうですね。


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