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「嘘つき」にはなりたくない(学童日記)

子どもたちと話している時、彼らが特に敏感なのが「発言の一貫性」です。

「大人の事情」なんて言葉がありますが、大人の世界では権力などのより大きな力によって予定が変更することは日常茶飯事です。

そういった際に私たちは「察する」ことに慣れてしまっていますが、子どもたちにとってはそうではありません。

例えば私が学童で働いていると、時々パートさんの人数の都合で隣の教室に勤務場所が変わることがあります。

私はよく子どもたちに「次はいつ来る?」と聞かれるのですが、その時はシフトの通りに回答しています。そのため、彼らは本来私が来るはずの日に来ないことで裏切られた気持ちになるようです。

こればかりは「大人の都合」なので謝るしかないのですが、やはり嘘つき呼ばわりされると悲しい気持ちになります。

それから私は子どもたちと話すときに、自身の発言に矛盾がないかどうか細心の注意を払うようになりました。

いままで私の発言に矛盾があった時、相手が大人だった場合は表面上流してくれただけで、裏では相当言われていたのかもしれません。

信頼というものは日ごろの言動の積み重ねから生まれます。
今回は子どもと話す中に気付くことができましたが、これからは相手が誰かにかかかわらず発言の一貫性に気を付けたいと思います。


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