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不登校は挫折が早い時期に来るだけ

私は不登校経験者として、また教師を目指す者としてずっと不登校に関する記事を書こうと思っていました。

結論から言うと不登校は良いことでも悪いことでもなく、単なる社会現象の一つに過ぎません。

私の経験上、周りの人を見る限り人生に必ず一度は大きな挫折を経験します。それが来る時期は人によりそれぞれですが、進学・就職・結婚のタイミングであることが多いようです。

そして挫折を経験しないまま大人になると、立ち直る術を知らないためにより大きな挫折をする可能性が高いです。また、大人の場合周りの人に頼りづらい点も事態の悪化につながります。

例えば私は中学性の頃一年間不登校でしたが、その時に挫折したおかげでその後の人生でどんなことがあっても達観していられます。

例えば最近夢のために始めた仕事をクビになりましたが、挫折には慣れているのですぐに切り替えることができました。現在は教員免許が取得できる日大通信に入学し、教師を目指して日々勉学に励んでいます。

このように不登校そのものは問題ではありませんが、対応を間違えるとその子の将来に暗い影を落としてしまうことになりかねません。

不登校のお子さんは無理に学校に行かせようとするよりも、得意なことを見つけてあげたり、健康な食事と運動をさせてあげた方が改善するケースが多いようです。

それでもダメな場合もあるかもしれませんが、その時は仕方ありません。
結局不登校にならないで就職しても会社が苦しくて自殺してしまう場合もありますし、子育てに明確な正解はありません。

ですから、早い段階で不登校になったら”まだ周りがサポートできる段階で挫折してくれてよかった”ぐらいに思っておきましょう。

不登校の児童は学校に無理やり行かせようとしたり、厳しく怒鳴りつけるなどの間違った対応さえしなければあとは本人の責任です。ですので、親の育て方が悪かったと感じる必要はありません。

私の経験則ですが、決して期待をしすぎず、かといって見捨てるでもない絶妙な距離感が不登校児にとっては一番心地良いです。そうして子供が退屈して学校に行き始めれば、後は勝手に傷つき成長していきます。

私は現在アルバイトの家庭教師として元不登校の生徒を担当しておりますので、不登校の経験が役に立っています。

とはいえ、不登校児を抱える親御さんは先行きが見えず不安だと思います。
ですので、私は皆様の心の平穏を心よりお祈りしております。





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