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当たり前に育児や家事をするパパたちと話したら、パートナーの健康課題にまで及んだ件【ikumadoとの出会い】

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これはikumadoアドベントカレンダー2022
13日目の記事になります。
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自己紹介

久々のnote更新なので、改めまして、簡単に自己紹介です。 

・都内在住、35歳 2児の父(4歳、0歳)
・普段は、都内の保育園運営の仕事
・妻は会社経営者のため、育休制度は使えず
・第1子で1年間の育休取得、第二子で約11ヶ月を取得予定(~2023年3月まで)
・その他、住んでいる自治体でパパの子育て応援団体を運営
(よろしければ下記の記事をご笑覧ください!中西です。)   
 https://forbesjapan.com/articles/detail/49276


ikumado との出会い

今回は、第1子の育休のタイミングで加入した「育休&共働きコミュニティikumado」との関わりを書きたいと思います。

約4年前、男性の育休取得率は5%に満たない水準であり、
周囲で育休をとったパパ仲間はごく少数、地域の子育て支援センター等にいっても珍しがられる存在で、
「同じ目線で育児のことを話せるパパ仲間」を求めていた頃のことでした。

共通の知人からikumado代表の千木良さんを紹介いただき、仲間に加えていただくことになりました。
メンバーの多くはママが中心でしたが、全国各地のパパもちらほら参加しており、地域・職種も違う仲間と出会えたことが良き経験でもありました。
いくつかエピソードを紹介したいと思います。

ikumadoのキャリア図鑑でも、以前に自己紹介をさせていただいことがあります。(こうしたパパママのキャリアについて、出産や子育てでどう変化したかも知れる機会が沢山あります)

※ikumadoのFBグループに参加している方は、リンクより動画にも飛べます

 


①出会った仲間と本を執筆する教員パパ


広島県で教員をされている成川さん(なりけんさん)。
彼は、3人目のお子さんが産まれたことをきっかけに、育休を取得。
ikumadoの中でも、特にパパ仲間のコミュニティのハブとなってくれて、猛烈な巻き込み力とikumadoの支援もあり、ついに、本を執筆する展開になりました。

▼本の執筆のプロセスについては、こちら

▼実際に出版された本は、こちら
もう2年近く前に出版された本ですが、かなりパパ育児の未来を映しているような内容だと思います。
ぜひ、kindleで無料で読めるので、お手に取ってみてください!

【主観的な、この本で得られる内容】
・なぜ、どのようにパパたちは育休を取得したのか(もしくは、しなかったのか) 
・実際に、育休中の生活はどのようなものだったか 
・仕事に復帰した時に、どのような苦悩と葛藤があるのか 
・パパが子育てをして、地域の子育て活動にまで発展している話

個人的には、育休を取ったのに、本の執筆活動に勤しむ成川さんへ、パートナーからの冷静かつ的確なコメントがとっても刺さります。

②育休後も、父親の子育てを支援し続けるパパ


愛知の某大手自動車メーカーで働く伊藤さん
2020年のイクメンの星にも選ばれていて、今は日本人男性初のIPHI乳幼児睡眠コンサルタントとして、職場の内外で「パパ向けの寝かしつけ講座」を開催しています。

僕も、4歳0歳の子どもたちと一緒に寝かしつけをしながら一緒に寝落ち・・・やっちまったなぁ!ということも多々あるので、先日ikumadoで開催された伊藤さんのセミナーに参加してまいりました。

▼寝かしつけ相談室(2022年12月開催)

※ikumadoのFBグループに参加している方は、リンクより動画にも飛べます


 伊藤さんによれば、子育てにおけるストレス、イライラの原因の多く(はんと半分以上)は、睡眠不足・もしくは寝かしつけ失敗による時間不足によるものだとも言われています。
 その「寝かしつけ」をパパがマスターすることで、
 ・こどもは健康に寝る習慣が身につき、
 ・ママは寝不足から解消され、自分時間を確保でき、
 ・パパは子育てにおいてのポジションニングを確保し、家庭内も円満になる

 という三方良しだな、と感じました。

こうしたパパたちによる学び合いの場が設定されているのも、ikumadoの1つの魅力だと感じています。

③パパそれぞれ、育休それぞれ【育休チャート】


僕自身、2022年5月〜 2人目の育休に突入していますが、ガッツリikumadoに参加できているわけではありません。
しかし最近のikumadoでは、「パパスタ部」という部活動が始まっていて、「パパ育休チャート」という画期的な発明もされているようです。

2022年は、育休法が改正されたことで、パパ育休が久々に注目された年でもありました。
しかし、国も企業も育休推進を高らかに宣言している時代だからこそ、「取ること」が目的ではなく、「手段」であることを再確認し、それぞれのご家庭の事情に合わせて夫婦の納得解を探していくこと大事ですね。

▼パパ育チャートは、NHKニュースでも取り上げられています。


(育休制度の改正の詳細は、こちら)

https://www.mhlw.go.jp/content/11911000/000977791.pdf



当たり前に育児や家事をするパパたちと話したら、パートナーの健康課題にまで及んだ件


まだまだ少ないパパ育休経験者ではありますが、
Ikumadoは男女の性別問わず、共働きと子育てのこと、そして育休について話せる仲間がいる貴重なコミュニティです。

先日の寝かしつけ講座に参加したパパたちで、女性の健康課題について理解をすることがとても重要だという話になりました。

例えば、パートナーと、生理について、PMSや月経困難症の話をしたことがあるか。


こうした男性は経験したことない、女性が故に抱えている健康課題を理解していることで、相手を気遣いパートナーシップを高めることにもつながるし、家事や育児をどう分担するか、などの話にも及んでいきます。

そして、何より育休を取ること、子育てに当事者として関わることで、これまで目を向けてこなかったパートナーの心身の健康にも目を向けるきっかけになったという話題にもなりました。

▼なぜ、生理がタブー視されるのか、この映画のことを思い出しました。

▼我が家では、以前から生理についてオープンに話すようにしています。というか、妻が、付き合いたてから上手に導いてくれました。


子育てにおいて、「孤立しない」が最も大切だと言われてます。
もともと人間は、1人で子育てをするように設計されておらうず、集団で・群れで子育てをすることが前提されているにもかかわらず、現代のライフスタイルは、孤立しやすい環境がバッチリ整ってしまっています。。。

母親を1人で孤立させないためには、父親の家庭進出は必要不可欠ですし、同時にikumadoのような当事者(支援者)コミュニティが存在することで、新しい出会いや支えの場が用意されていることも大切です。

ikumadoの魅力の1つは、その関わり方に自由度が高いこと。中心でガツガツ動いてくださる方々もいらっしゃいますし、僕のように周辺でフラフラしながら、興味のある時だけフラッと参加する人もたくさんいます。

まずは、ぜひ一度覗きにきていだけますと幸いです。


#男性育休 #育業 #パパ育休 #ikumado


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