パートナーシップ対話のイベントを主催して、改めて妻から学ぶ
最近の「育休復帰と同時にやってきたコロナ禍」シリーズの続き。
①4/1-からの復職、そして娘の保育園入園はどうなったか
②オンラインでのイベント登壇・家族留学・パートナーシップについてのイベント
３部作の今回は後編
③家族揃ってラジオ、新聞、テレビに出た話
今日は、上記②オンラインでのイベント登壇・家族留学・パートナーシップについてのイベント
その中でも、「パートナーシップについてのイベントを主催して感じたこと」
について書いてみようと思う。
■きょうの目次
1 パートナーシップのイベントを企画したきっかけ
2 対話が大事？会話が大事？
3 山登りでなく川下り
4 家族になる から 家族をする へ
1 パートナーシップのイベントを企画したきっかけ**
-イベントを企画したきっかけ
前回の記事で触れたmanmaさんの家族留学 （リンク参照）。
そこで出会ったmanmaの皆さんとお話しする中で、コロナ禍で起きたことの一つに、家族で過ごす時間が圧倒的に増えたということがある。
確かに言われてみると、コロナ離婚、コロナ結婚などのニュースも耳にする。
そこで、家族留学を受けている他のご家族の方にお声掛けして、こんな時だからこそ「パートナーシップについて語ろう」という企画をやってみた。
２ 対話が大事？会話が大事？**
-対話が大事って言われるけど重くない？
今回、出てきたキーワードは「対話」。これはパートナーシップの話をする上では欠かせないキーワードな気がする。
でも、「対話が大事」って言われると、すごく重くないですか？（笑）
それよりか、日常の些細なことをすぐ共有できる関係性の方が大事だし、
会話の質よりも量が大事だという意見もありました。
定期的に時間を決めてMTGをするよりも、感情の浮き沈みをできるだけ早く話し合える関係や時間があったほうがいいよね、とも。
つまり、「対話」という時間を作るよりも、「対話的・応答的な関係性」が大事なのかなと思いました。
参加者の方の意見で、対話とは・・・の部分で参考になった話は、
対話は、ボールを前に蹴り出すこと。
ということ。それを聞いて僕が思ったのは、
キャッチボールのように向き合ってやりとりを繰り返すのが会話だとしたら、対話は、「私はこう思う。あなたはどう思う？」から、「じゃあ、僕らはどうしよっか」と前に蹴り出す行為に似ているのかな。と。
いろんな形で応用できそうな考えで、今後も参考にさせていただきます。
３ 山登り型 ではなく 川下り型
これは、妻がイベント内で語っていたことで、特に印象深かったワードです。
僕は、「夫婦はチーム。人生という旅のパートナー」的なことを話すのですが、
妻曰く、「旅は旅でも、うちらの場合、 山登り ではなく 川下り だよね」
とのこと。この斬新な発想に、最初はどういうこと!?と思ったのですが、
山登りのように、山頂を目指して、事前に天候を調べ・ルートを検討して、計画を立てて登っていく
のではなく、
川下りのように、ゴールは見えない中で、荒々しい川を同じ船に乗りながらラフティングし、突然現れる分岐点の時に、「あっちだ！こっちだ！」と即座に判断し、あとは流れるままに下っていく
ということです。ここからは僕の解釈ですが、
確かに、人生を生きる上では計画的なことよりも、予測不可能なことの方がずっと多い。夫婦/家族は、同じ船に乗るクルーとして、一種の運命共同体として、役割を分担しながら川下りをしている。突然の分岐点においては、じっくり検討ではなく、予め共有していた価値観に基づき即座に判断して、あとはゴールにたどり着くかもわからない中で、そのプロセスを楽しんでいく。
と、言うことなのかなと、思いました。
それにしても、妻からイベントで聞いた この着想には「なるほどなぁ」と思わずうなづいてしまいました。
こうして、外に向かって発信したりする機会があるからこそ、改めてお互いが考えていることに気づくチャンスをいただけました。
**
４ 家族になる から 家族をする へ**
最後にですが、イベントを通じて思ったことは、
夫婦/家族/パートナーシップに完成形はない
と言うことです。
だからこそ、結婚して夫婦になる、子どもが生まれて家族になる、と言う単なるい外形的要因だけでなく、時間や対話、経験を重ねながら、「家族をしていくこと」を只管に楽しんでいこうと思います。
余談ですが、このイベントをきっかけにmanmaさんの家族留学ラジオにも出演させていただきました。とりとめない話題ですが、10分くらいになりますので、もしよければ聞いてみてください。笑
次回のお題は、
３部作のラスト「家族揃ってラジオ、新聞、テレビに出た話」
です。1週間に1度の更新が定着してきたので、また土日に書けるといいなぁと思います。
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