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[家族留学]家族を開いて、初めて感じる僕らのアイデンティティ

前回、前々回の続き。
 ※トップ画はイベントのスライドから。

①4/1-からの復職、そして娘の保育園入園はどうなったか
②オンラインでのイベント登壇・家族留学・パートナーシップについてのイベント
 3部作の今回は中編
③家族揃ってラジオ、新聞、テレビに出た話

今日は、

②オンラインでのイベント登壇・家族留学・パートナーシップについてのイベント
その中でも、「家族留学」について参加したこと

について書いてみようと思う。


今日の目次

1 家族留学って?
2 どんなことやるの?
3 留学生、受け入れ家族、社会、どこにとってもいいことづくめのプログラム
4 withコロナ時代の家族留学の形


1 家族留学って?


manmaさんが実施する事業で、一言で言えば、
1日限定で、家族の中に、若者(大学生や新社会人)を迎え入れて、一緒に子育てライフを体験してもらう「家庭版OBOG訪問」ということです。

より詳しくは、こちら。

将来、岐路に立つ若者が仕事に関しては考える機会があるのに対し、「ライフ」について考える機会が少ないため、manmaは若者のための家庭版OBOG訪問として『家族留学』を提供しています。「結婚して、子どもも欲しいけれど、仕事でも活躍したい・・・」「自分の母は専業主婦だから、仕事をしながらの子育てはイメージできない」「子育てって実際どういう感じなの?」と疑問を持っている若者に家族留学に参加してもらい、一日子育て家庭に「留学」し、親と交流し、育児体験を通して自らのライフキャリアの選択や悩みのヒントを得る事業です。

(manma のHPより引用)

思えば、家族留学の存在を知ったのは、manmaの代表を務める
新居日南恵(ひなえさん)と、約5年前くらいに出会ったことだった。
まだ当時、大学生だった彼女が始めた、この家族留学にとっても共感し、
いつか自分の子供ができたら受け入れをしてみたいなぁと思っていた。
そして、娘が1歳になった頃、満を持して、初の家族留学を受け入れることができた


2 どんなことやるの?

2020年1月、初めての家族留学でやってきたのは、柳原杏(あんちゃん)。
娘がちょうど1歳になったばかりで、まだ、歩くのもヨロヨロ(笑)な感じだったけど、赤ちゃんと関わるのは初めてということだったので、十分にパワフルさんを感じてもらえたように思う。

当日の流れは、彼女がnoteに詳しくまとめてくれたので割愛したい(笑)。
https://note.com/ltlf/n/naef70d8acf0c?fbclid=IwAR0igZitdfWC5DQSMfvpD7QYc2pocybSVnT7FhOtzx6l3N7-AzqY_m7ApNQ

10時 最寄駅で合流
   そのまま近くの公園で遊びながら自己紹介

11時30分 家に戻り一緒にランチ

12時30分 娘が寝たところで、ゆっくりお話をスタート

14時30分 お昼寝から起きたら、一緒にオヤツタイム
      そのまま部屋でゆっくり遊びながら過ごす

15時30分 1日の振り返り、写真撮影をして、終了!

しかも、今回のプログラムは、東京都の実施する「東京人生デザイン」という事業の一環でも有り、なんと動画にまで仕上げてくださった・・・・・。
もはや超クオリティの高いホームビデオをいただいたようで、感謝感謝です。
撮影してくれた、石黒シエルちゃん、本当にありがとう。

▼動画は、こちら

▼事業については、こちら


3 留学生、受け入れ家族、社会、どこにとってもいいことづくめのプログラム[3方よし]

僕は、とっても家族留学のファンなので、このプログラムを押したい3つの理由を説明したい(笑)

 ①留学生にとって、新たな家族ロールモデルを獲得するチャンス

 -これはプログラムの趣旨そのもので、まだ結婚/出産をしていない留学生にとって、「家族」というと自分の育った環境が大きく影響している。人によっては、自分の父母に重ねて、男女の役割分業、「こうあらねば」という固定観念を持っているケースもあるだろう。それを大きく変えてくれるキッカケになるかもしれない。
 -また、職業選択/パートナー選択をする上で、どのような道を選び、どのような生き方をしていきたいのか、少し先を生きる人たちの話を聞いたりしながらキャリア形成を考え直す機会になるかもしれない。特に、子どものいる生活を経験することは、両立できる仕事を選んだり、育児というプロジェクトに挑むチームになりたいパートナーを選んでいくことが一つの学びになるかもしれない。

 ②子どもにとって、新しい出会いを、夫婦にとって、自分たち家族のアイデンティティを再確認する機会に

 -この家族留学のいいところは、受け入れ側にもたっぷり存在する。まず1つは、子どもが楽しいということ。同じくらいの年齢の子と遊んだり、親同士の年齢の大人と遊んだりすることが多い中で、留学生でくるのは、大学生か新社会人の若者が多い!つまり、元気一杯、遊んでくれるお兄さんやお姉さんがいることは、とっても子どもたちにとっては充実した1日になる。もしかすると、留学生に得意なことを披露してもらったりしたら、憧れの存在に出会えるかもしれない。

 -夫婦にとっては、留学生から色々質問を受けることで、家族のアイデンティを見つめなおせる。「どうして結婚したんですか?」「家族の中で大切にしていることは何ですか?」「お子さんができて変わった価値観はありますか?」「子育てと仕事、どのように両立していますか?」…などなど。子育て家庭の日常は、こんなことを考える暇もないくらい、忙しい日々で、あっというまに1年、2年と経過していく。その中で、こうした問いをいただくこと、そして夫婦で質問に答えていく中で、「そんなこともあったねぇ」とか「え、そんなこと考えていたの!?」とか言いながら相互理解を深める機会にもつながるのだ。これは受け入れる側にとっても堪らない貴重な時間である。

 ③柔軟で、寛容で、多様性のある社会づくりに

 -少し大きな話になるかもしれないが、この家族留学のプログラムが当たり前に全員が経験できるようになって、家族を開いて/家族に飛び込んでいくことで、もっと柔軟で、寛容で、多様性のある社会づくりにつながると思っている。 もっとも、少し前は、隣の子を当たり前のように育てたり、世代関係なく、お互いの家を行き来する時代もあったのかもしれない。ただ、忙しい現代社会、特に都市部において、新たな家族を形成する前に、よその家族や夫婦のリアルに触れる機会は少ないのかもしれない。こうした家族留学を大学生に限らず、いろんな世代の人、そして結婚を控えたカップルなどが経験することで、「こうあらねば」ではなく「こうありたい」夫婦像、家族像を実現していく一助になると思っている。

こんな素敵なプログラムを実施するmanmaのみなさん、応援しています、一緒に頑張りましょう!


4 withコロナ時代の家族留学の形

コロナウィルス感染症の影響で、この素敵な家族留学プログラムも当面実施できてなくなってしまった。

そこで、manmaさんが始めたのが家族留学オンライン!これもパイロット事業として、5月に受け入れを行ったので、その様子を最後に少しだけ。

今回、参加してくれたのは、萩原彩香(あやかちゃん)。大学4年生だ。
manmaの2人も参加してくれて、こんな感じでZOOMで繋いで、子どものいる生活や、家族で大事にしていること、これまでのキャリアについて、たっぷり2時間くらいお話できた。

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▼タイムテーブル


14:00〜 接続状況確認・自己紹介
14:20〜 日常の暮らしについて紹介
14:45〜 質問タイム①
15:00〜 休憩
15:10〜 質問タイム②
15:40〜 参加者に僕らから質問タイム
15:50〜 感想共有・写真撮影・お開き

▼感想

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withコロナ時代でも、新たなチャレンジをするmanmaさんをこれからも全力応援しています!

プログラム概要、お申し込みはこちら

今回の記事は、ここら辺で。少し長くなり、またも反省。

次回のテーマは、こちらで。イベント参加編3部作の最終章となります。

パートナーシップのイベントで感じた、家族同士で繋がる可能性

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