【上諏訪】けやき並木と廃れと
上諏訪温泉に行って参った。
ちなみに上諏訪の北側に行くと下諏訪という地名がある。
地名と位置関係に脳が慣れず、電車を降りるポイントを見失いかけたけど、方位は客観的なのに対して、上下は主観的なのだなと、勝手に理解して無事に上諏訪のほうで降りることができた。
諏訪のシンボルといえば、もちろん諏訪湖なんだけど、この時期、毎晩10分間打ち上がる花火を見に行く以外はほぼ近づかず、いつも通り街を探索。
この立体感あふれる建物は文化施設ではなく、千人風呂という広大な大衆浴場(隣に博物館もある)。
敷地に対して斜めに建っていたり、四角形ではなく六角形が混ざっていたりするのが萌えどころ。
徳利を積み上げたような壁の細工(なぜか写真が小さい)。
ひとつだけ抜いてみたくなる。
おそらくこの街のメインとなる通り。
きっちり管理されている立派なけやき並木の通りだけど、周辺が廃れ気味なアンバランス感は、絵的になかなかお目にかかれないのでは。
(もっと写真撮っておけばよかった。わかりづらい。)
並木通り沿いにある、木造だけど洋風さを感じる不思議な建物。
しかも、病院。
商店街。
提灯を含めた明かり装置の数的に、夜の雰囲気が気になる(行かなかった)。
路地を歩く。
道の狭さと看板と電線が織りなす天井の低さ感が趣深い。
細路地、看板、電線、街灯、水路、茂み、マンション、小高い山と住宅地。
この情報量がぎゅっと詰まった感じが見ていて飽きない。
そういえば、城があった(諏訪高島城)。
お堀が立派なきれいな城であった。
おそらく大手門を出たところの通り。
舗装だけで雰囲気保てている?
大手門からの通りを歩いていくと、このようにいくつか温泉が湧き出ているポイントがある。
意外と熱くて精神的には火傷を負った気がした。
諏訪湖にもちゃんと行きました。
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