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大学職員への転職体験記①〜転職活動開始編〜

 ある私立大学の大学職員人事してる玉山といいます。
 私は大学職員に中途採用で入職したのですが

「どうやって転職したのですか?」

 という質問をいただくので書いてみます。

 昔のことなので覚えてない部分もありますし、身バレを防ぐために多々フェイクを入れますので、ただの読み物として捉えていただければ幸いです。


 一応、現職の採用担当として、記事に書かれている転職活動中の感想に嘘はないと先に言っておきます。

 何回かに渡って転職するきっかけや各種選考の対策、選考を受けた大学等について書いていきますが

 先に転職活動の結果だけ書いておくと


15校(勤務環境条件に合致)

8校(志望条件に合致=応募)

5校(書類選考を通過)

5校(筆記試験を通過)

4校(面接を通過)

3校(内定)


 という結果に終わりました(多分)

 転職活動期間はきっかり1年ぐらいです。

 それではスタート!

普段はX(旧Twitter)で活動しています。フォローをして大学職員生活を苦しむ玉山さんを応援しよう!!クリック→玉山


まずはじめに

 働きながら自己分析や業界研究、各種選考の対策、何よりも面接や筆記試験のスケジュールを調整することが大変でした。

 また、私はハローワークやエージェント等に頼ることなく独力で転職活動を行いました。それらを使うことで余計な干渉や軸がブレてしまうことを懸念していたので。
 特に、大学職員になるためにエージェントを勧めているブログは怪しいところが多かったというのもあります。

 結果として私は正解でしたが、他の人はどうなるかはわかりません。


転職のきっかけ

 当時の私は、心身ともに限界でした。

 パワハラ気味な上司、劣悪な労働環境、、、そもそも労働が嫌いな私は、家族を養う一心で働いていました。

 しかし二日徹夜を行い、その帰り道に電柱にぶつかり崩れ去った瞬間に

「ここでトラックに轢かれたら妻に保険金入るかな」

 希死念慮を抱き、

「あ、でも保険に入ってないや笑」

 笑いが止まらなくなりました。

 流石に精神状態がおかしいことに気付き、家族との将来を真剣に考えた結果、転職活動を行うことに。


大学職員を志望したきっかけ

 現在人事という立場上、自身の志望理由とは言えここには書けないので

①教育業界に興味があった。

②大学職員の内情を多少なりとも知っていた。

③「安定してます」という根拠のない言葉に惹かれた。

 以上の3点がきっかけです。

 この記事を見ている人は②については運もありますし自力で辿り着くのは難しいので、もしよろしければ

オープンチャット「大学職員への質問部屋」

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志望先をどうやって決めたか

 前述のとおり家族を養うことが目的で働いています。

 なので絶対に譲れない条件として

①勤務地

②給与

③将来性

 がありました。

 また、当時の仕事はやむ得ぬ理由でネームバリューと待遇先行で自身の希望度外視だったので、同じことを繰り返したくなかったため、

④自分が働きたいと思える大学

 も譲れませんでした。譲れない条件多いですね。

 実際にどうやって探したかというと

Ⅰ.通勤可能範囲の大学を探す

Ⅱ.募集しているか確認

Ⅲ.募集要項やネットで給与や福利厚生、評判の情報収集


 ぐらいです。と言いますか働きながらの転職活動はあまり時間を割くことができませんでした。

 そして③将来性については甘く考えていました。

 大学自体に安定性があると誤解していたので、ネームバリューor特定の分野に秀でている大学のみを探しました。時間がなかったので許してください。

 上記の①~③はこの方法で15校ぐらいに絞りました。

 次に④自分が働きたいと思える大学ですが、これは大学職員を志望した理由にもリンクするので書くことはないですが、これで15校から更に8校まで絞りました。

 書類選考に費やす時間がネックだと考えていたので、本当に働きたいと思う大学以外は応募しませんでした。そのための厳選です。


大学職員への転職体験記②〜A大学と書類・筆記試験対策編〜に続く


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