志望動機の考え方
あくまでも私見、当たり前のことを書きます。
結論から書いてしまうと
上記を満たす志望動機を一番評価しています。
今まさに志望動機を書いている方がいれば、
「自分以外でも書ける内容か」
「志望校を別の大学に置き換えられるか」
を確認してみてください。
その人の経験があったからこそ志望するきっかけが生まれ、志望動機に繋がります。
他の大学と比較できたから「志望校で働きたい!」という深みが増します。
そのために大事なことが
だと思っています。
面接をしているとこの部分に引っかかることが非常に多いです。
「あなたはどうしてそう考えたのですか?きっかけはありますか?」
「それは他大学も取り組まれていますけど、どう思われますか?」
という質問をすれば詰まる人が続出します。
よく見かけるのが、志望動機に困った人が、「これが切り札だ!」と言わんばかりに書いてある
⇒どこに共感したの?
⇒あなたの今までの経験からなぜ共感できたの?
⇒入職したら建学の精神に基づいてどうやって活躍してくれるの?
と気になることが多いです。
勿論書いていけないというわけではありません。
ちなみに本学では建学の精神に触れなくても合格した人もいますが、他の人のブログを見ると「絶対書いて!触れて!」とあったので大学によるかと思います。
あとは他業種からの転職希望者からよく見かけるのが
⇒教育業界なら他にもあるけどなんで大学職員なの?
⇒どういう経緯で教育業界に興味を持ったの?
これも上記建学の精神と同様に書いていけないというわけではありません。
しかし書いたのであれば論理的に担当者を納得させる必要がありますし、面接でも深堀されやすい項目かと思います。
文字数を埋めるために書くのであれば悪手にしかなりません。
志望動機を深めていくと当初大学職員になりたいと思ったきっかけとブレることがありますが、それならそれで担当者が納得できるような論理的な内容を構築できれば問題ありません。
ここまで読んでいただいた方はお気づきかもしれませんが、私は性格が悪いです。
なんで?どうして?と深堀をします。しかし本学ではこれが普通です。
そしてこのように根拠を示さないといけない実務が非常に多いです。
「大学職員の志望動機ってこんなに面倒なの?」と感じられるかも知れませんが、大学職員は日々こんな面倒なことを考えています。私なんて考えていない方です。
おまけ
巷に広まっている「大学職員はまったりホワイト!高給!」という噂を信じて応募する人もいますが、それがきっかけであっても否定はしません。
大事なのは、きっかけがどうであれ、そこから自己分析と業界研究を行い担当者が納得できる道筋を作り上げられるかどうかだと思います。
ただ、担当者もそういう人たちが応募してくることは知っているので、あの手この手の質問で
「本当に大学職員になりたいか?」
「本学を本当に志望しているか?」
と聞き出してきます。
理想は自分だけの志望動機を作り上げていく中で、待遇に左右されない応募者自身が考えた、志望校ではなくてはならない想いが根付いた方がアドリブは効きますし、入職してからのミスマッチを防げるかと思います。
笑いもなく終わる🤪
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