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お湯の温度と湯冷し

お茶の味は、茶葉の量とお湯の温度、量、抽出時間で決まります。
でも、お湯の温度80℃と云われてもピンとこない。
温度計で測りながらお茶を入れるわけでもないし。
そこで、「これぐらいの湯冷しでこの温度」という目安、
お湯の温度と湯冷しの関係についてお話しします。
ちょっとしたコツで、お茶はおいしくなるのです。

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お抹茶 一人
・80℃ぐらいのお湯約50cc(抹茶茶碗に三分目)抹茶約2g
<湯冷し1回>
湯呑み茶碗に熱湯を注ぎ、それを茶碗に注ぐ。
※茶筅でかき混ぜて少し温度も下がるし、
熱いぐらいが美味しいので待たずに注ぐ

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煎茶 一人
・80℃ぐらいのお湯約60〜70cc(湯呑み茶碗八分目)茶葉約6〜7g
<湯冷し ゆっくり1回>
湯呑み茶碗に熱湯を八分目注いでから、茶葉を急須に入れる。
※茶葉の用意をしている間に温度が下がるので、ゆっくり

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玉露
・60℃ぐらいのお湯60cc(お湯呑み茶碗七分目)茶葉7g
<湯冷し ゆっくり3回>
湯呑み茶碗に熱湯を七分目注いで、それを二つ目、三つ目と移し替える。ゆっくり。同じ茶碗で行き来してもよい。
※低めの温度でじっくり出すので、夏は4回ぐらいでもよいかな

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焙じ茶
・熱湯を一気に
湯冷しは不要
熱湯を一気に入れて香りを出す。
※味はもちろん、熱さと香りを楽しむ

濃い味が好きとか、猫舌とか、自分の好みでカスタマイズ。

茶葉についてはまた。

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