自分の足にあった靴を見つける
自分の足のサイズを知らない。
自分にあった靴を見つけるには、まず、自分の靴のサイズを知らなくてはいけません。たまるやスポーツ鍼灸整骨院に通院されている患者さんもほとんどの方が自称のサイズ(大きめなサイズ)で履かれてる事が多いのです。
日本人は靴を脱いだり、履いたりする文化なので大抵の方は靴のサイズを間違え、靴の紐をだらしなく結んでいます。適切な靴、靴の紐の結び方をしないと靴を脱げないように歩くため、靴の歩幅が狭くなり、靴が小さいと勘違いを起こします。それに加え、歩行の速度が遅くなり、バランスを崩した歩き方になってしまいます。そうなると足、体に様々なトラブルがおこってきます。
自分の足のサイズを知る。
たまるやスポーツ鍼灸整骨院では、靴も装具のひとつと考えピッタリした靴を履いてもらうために足の計測を行っています。
まずは縦の長さ(足長)次に体重がかかった足幅と足の周り(足囲)と体重がかかっていない足幅と足の周り(足囲)を測ります。荷重位と非荷重位を比べることで歩行の地面に接地している時と足があがっている時の状態を把握します。荷重位と非荷重位では非荷重位の方が値が小さくなります。
この状況に靴を合わせてあげないと靴の中で足が遊んでしまい様々な足のトラブルの原因となるのです。
あなたにあった靴のサイズをお伝えすることが皆様がいつまでも健康に歩ける事に繋がると捉えています。
靴のフィティングを知る。
足のトラブルを解決する際、まず靴の問題を解決することから始めます。靴があなたに合っていない場合は、効果が半減してしまうことがわかったからです。特に紐靴の締め方で靴のフィット感が増し歩行しやすくなります。まずは声をかけてください。スタッフが靴のフィッティングを教えます。
1.靴の履き方
基本的には足を入れたら、足先を反らした状態で足の踵を靴の踵部にしっかり合わせて床に踵をトントンしてください。
2.靴紐の締め方
靴紐は全部をしっかり閉めるのではなく、足の指が曲がるところは比較的に緩くして、甲部分に当たる中足骨は紐を締めてください。
ほとんどの患者様が大きい靴を履いていられる方が多いですが、そうであったとしても、正しい靴の履き方と正しい紐の結び方を実践して頂くと靴のフィッテングが変化することを実感いただけます。
歩行観察で自分の歩行を見てみる
サイズが合った靴、靴のフィティングをすることにより、歩行が改善されます。とはいえ、体の構造が壊れていれば正しい歩行ができません。当院では歩行をビデオに撮り、ご自身がどのように歩行しているか観察してもらいます。どのような点を注意して見れば良いのか。適切にアドバイスします。
頭部から体幹
左右方向への傾き度合いに注目してもらいます。骨盤
左右の前方回旋(お尻が外側に振れる)の動きの違いに注目してください。足部
左右の蹴り出しの動きの違いに注目してください。全体をみる
体の軸に対しての頭部〜体幹の傾き度合いが左右どちらにより大きいかを見てください。トラブルのある側によく傾く傾向にあります。局所的にみる
当然、難しいかもしれませんがトラブルがあるところを見つける。治療家でもらなかなか見つけられません。ヒントはトラブル側は大きく体を振る傾向(前方回旋)があります。
自分にあった靴を見つけるのは難しい事です。『自分の足のサイズを知り』『靴のフィッテング』『自分の歩行を観察する』事で身体の調和がとれ痛みなどが改善されてきます。何気ない靴の事ですが大切な事なので一度、適正な靴を履いてるかチェックしてもらいましょう。
たまるやのインソールは、医師、柔道整復師、鍼灸師、マッサージ師、理学療法士、靴業界、およびそれに賛同する者によって構成された足の専門家集団、「特定非営利活動法人オーソティックスソサエティー」、足の機能や靴のフィッティングを理論としたDYMOCO(Dynamic Move Control の略)によって製作されています。
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