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墓じまいから香典のお礼まで!感謝の気持ちを伝えるAIの力#65

相続やご先祖様の供養は、一生のうちに何度も体験しないことばかり。
届出や名義変更なども最初で最後の体験ということもあるでしょう。

「非日常」のことだからこそ、ChatGPTで楽になるものもあるのではないかと、考えてみました。
専門的な手続きに対する回答は、まだ信用できる状態ではありませんので、ChatGPTの得意とする「文章の添削・校正作業」にフォーカスしました。

「香典のお礼状」をChatGPTに手伝ってもらう

【事例1】
亡くなった父の親友が、現金書留でわざわざ香典を送って下さった
ハガキで御礼状を書くのに、既製の文面の内容だと固いので、近しい間柄に相応しい文面を考えたい。

故人の友人から現金書留で送っていただいた場面を想定

こんなケースを想定して、次のようにChatGPTへ質問しました。

#亡くなった人

#手紙を書く相手
父の昔からの友人
#状況
・現金書留で香典をわざわざ郵送してくれた
・ハガキでお礼状を書く
・200字以内を目安に

こんな回答が返ってきました。

〇〇様へ

お世話になりました。先日は、私の父の訃報に際し、心温まるお見舞いと郵送された香典に心より感謝申し上げます。

〇〇様からの温かいお気持ちに心打たれました。 お父様と〇〇様は長いお付き合いであり、お互いに深い信頼を寄せ合っていました。 〇〇様がわざわざ現金書留で香典を送っていただきましたこと、大変感謝しております。

このような辛い時に、〇〇様からのお支えをいただき、私たちは励まされました。心から感謝の気持ちでいっぱいです。父は〇〇様との交流を大切に、いつも喜びと感謝の気持ちを抱いていました。

改めて、感謝を伝える言葉が見つかりません。〇〇様からのお心遣いに感謝し、お父様の冥福を心からお祈り申し上げますとともに、これからも〇〇様とのご縁を大切にしたいと思っております。

真摯に、深く感謝を申し上げます。どうぞお身体に気をつけてお過ごしください。
敬具 〇〇(お名前)

う〜ん、200字も超過したし(351字)、おかしい部分はありますが(^^;
これをベースに補正して、伝えたい感謝の気持ちを文面に仕上げることができそうです。

「墓じまいのお知らせ」をChatGPTに手伝ってもらう

【事例2】
ご先祖の墓じまいをする方針を親族のキーマンで話し合いをして決定した。
お寺・墓石屋さんとの細かい打ち合わせを親族代表が行い、詳細が決まった。
親族に詳細をお知らせするにあたり、手紙でお知らせして出欠確認をすることにした。

数世代のお骨が収められているお墓は関係者の人数が多いことも

次はこんなケース。墓じまいなんて一生に一度きりと思います。どんな文面を作ったらいいのか?AIに手伝ってもらいましょう。
次のようにChatGPTに質問しました。

先祖の墓じまいをします。法事の日時と場所を親戚にハガキでお知らせをして、参加意向の確認をしようと思います。お知らせの文面案を作ってください。

こんな回答が返ってきました。

親愛なる親戚の皆様へ
私たちは、先祖の墓じまいを行うことになりましたことをお知らせいたします。この場を借りて、法事の日時と場所をご案内いたしますので、ご参加いただけるかどうかのご連絡をいただければ幸いです。

日時:〇〇年〇月〇日(曜日) 午前〇時から午後〇時まで
場所:〇〇〇寺〇〇堂(住所)

先祖の墓じまいは、家族として先祖への感謝と敬意を表す大切な行事です。皆様のご参加がありますことは、私たちにとって心強い支えとなります。

参加の可否につきましては、お手数をおかけいたしますが、〇〇(電話番号)までご連絡いただければ幸いです。また、ご質問やご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

なお、現在の状況により、感染症予防のための対策を十分に取る必要があります。ご参加いただく際には、マスクの着用や手指の消毒など、感染予防にご協力いただけますようお願い申し上げます。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。先祖への最後のお別れと共に、家族の絆を深める大切なひとときとなりますことを願っております。
敬具

〇〇(ご家族の名前)

特に条件はつけませんでしたが、感染症対策も触れてくれていました。
これはなかなか良い仕上がり!少し補正の仕上げをしたら、そのままお送りできそうですね。

相続・供養の世界は繊細

人の感情を大切にするべき場面が多い相続・供養の手続きは、手紙やメール、LINEを打つにしても、慎重に言葉を選ぶことが大切です。

親戚同士、友人同士、関係性が近いからこそ、型にはまらない柔らかい文面を心掛けたい時もありますが、滅多にあることじゃないからどう書いたら良いかがわからない。

故人を偲ぶ気持ちを、相手に伝わる言葉にするために、AIの力を借りてみるのも良いなと思いました。
引き続き、AIの活用法を研究していきます。


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