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相続手続きで電話代が高騰?かけ放題プランなのに!#71

新NISAが始まりました。新たにNISA口座を開設したり、投資の見直しをされる方も多くいらっしゃると思います。

私も自分のNISA口座を見直しをしたいと前々から思っていたので、改めて証券会社のコールセンターに電話をかけようとしました。

契約している証券会社の電話番号、目に入ったのが・・・

「0570」から始まる番号でした。

多くの企業のコールセンターで「0570」から始まる電話番号が使われています。
これは「ナビダイヤル」というもので、全国どこの拠点でも統一された番号で電話を受けることができたり、通話料は電話をかけた人が負担するなど、企業側にメリットがあるサービスです。

携帯電話の無料かけ放題プランに入っている方も多いかと思いますが、この「0570」から始まる電話番号にはかけ放題プランが適用されません。

そのため、手続きのために頻繁にこの番号にかけると、当然電話代がかさんでいきます。また、手続きの担当部署につながるまでに時間がかかることもあり、その間も通話料金が発生します。

まだ繋がらないのかしら?とソワソワします・・・

いくら電話代かかるの?

最初に音声メッセージで通話料金の案内がされますが、固定電話からは3分ごとに約9.35円(税込)。

携帯電話からは20秒ごとに11円(税込)かかります。

つまり携帯からだと、30分の通話で約1,000円かかる計算です。(2024年1月1日現在)

相続手続きの際に備えておきたいこと

万が一の時には、故人が契約していた金融機関、証券会社、保険会社など、まず電話連絡することが必要なことがあります

その時にも、このナビダイヤルに電話をかけることが多く、「相続手続きを頑張った翌月は電話代が高くなった・・・」という都市伝説もあります。

またナビダイヤルにかけると、音声メッセージがまず流れて「残高の確認の方は1番を、契約内容変更の方は2番を、その他のお問い合わせは3番を・・・」とプッシュホン形式で連絡を繋げてもらうパターンが多いんです。

・音声案内を最後まで聞き取ること
・聞いたけどよく分からずにもう一度再生すること
・プッシュホンで部署を何回か繋いでいくこと

こんなことも通話時間が長引く理由になります

これはお金の問題だけではありません。
日中仕事をしている身だと、昼休み時間などに電話をかける時に、何分で通話が終わるのか分からず、かけにくいなぁと思います。

ランチ休憩に5分も10分も通話時間で使うのは影響が大きい・・・

こんなことも踏まえて、終活の場面では、次のような対策が考えられます。

元気なうちに金融資産の契約をシンプルに集約し、将来の手続きを減らす

② 昼休み時間などではなく、時間が取れる自分の休日などに電話をかけ、一回の通話で手続きを終わらせる

確実な連絡先がわかる契約の資料を、家族もわかる場所へ保存する(電話をかける先を間違える「たらい回し」を防ぐ)

これらの対策で、通話料金の節約や手続きの効率化が図れます。

証券会社、保険会社などの書類の整理にはコレ

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