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未利用の預金口座から手数料が引き落としされる件#45

とうとう福岡の地方銀行も、始まりました。未利用の預金口座への手数料請求です。

 西日本シティ銀行(福岡市)は10月3日、長期間利用のない預金口座を対象とした「未利用口座管理手数料」を新設する。最終の取引から2年以上経過している残高1万円未満の普通・貯蓄・決済用普通預金口座が対象。対象の利用者には書面を郵送し知らせる

手数料は年間1320円毎年10月5日時点で、対象となる口座から引き落とされる。残高が手数料に満たない場合は、全額を引き落とした上で、自動解約になる。初回の引き落とし日は来年10月5日

 口座の不正利用防止が目的。同行によると、対象口座は全体の2割程度を占める。借り入れ返済用の口座や投資信託など預かり金融資産の指定口座は含まない。
 同行と同じ西日本フィナンシャルホールディングス傘下の長崎銀行(長崎市)は現時点で、同様の手数料は設けていない。
長崎新聞社(2022/8/9 11:20)記事より

金融機関の中で、対象口座が20%もあるということには驚きました。

対象の方には郵送でお知らせされるとのことですが、普段使わない銀行口座も、最新の住所変更手続きができている方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。

心当たりのある方は、手数料請求が始まる前に未利用口座の整理をご検討ください。

「普通預金に受取利息はほとんどつかない!」とみなさん仰られますし、現実その通りです。

しかし「支払わなくて良い手数料を負担しない」ことは、低金利時代の預金管理で、利息収入を求めること以上にインパクトがあることです。

今回のケースは残高が1万円以下の口座が対象とのことです。数千円でも、今あるものを意味なく減らさないよう、大切にしましょう。

管理はキャパオーバーになっていませんか?

口座の残高管理や最新登録情報の管理が行き届かない状態は、キャパオーバーになっている可能性があります。

分けていることに意味がある口座は、保有されておいて問題ありません。
しかし意味なく分散されている口座があれば、集約して管理しやすい状態にしましょう。

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