今週の日記#40 GoTo東京記
今週の日記はお休みしようと思っていた。
最近何もかもうまく行っていないのだけれど、それも主観で、認知の歪みとかそういう類のもので、きっと精神科医などから見たら多数ある患者のよくある主張にすぎないのだと思う。
日記という日記らしい文章を書ける気がしない。
2年ほど住んでいた東京の街へ、久々に出かけた。
東京はいい街だ。求人が多いので仕事を選ばなければ食いっぱぐれない。美術館で気になる企画展があっても電車数十分で気軽に行くことができる。私なんて実家から早朝のバスに乗って昼に着いて美術館へ向かい2〜3つの展示を見て閉館時間に追われて渋々出ていって夜行バスで帰る、という具合だ。
買い物だって、どこでもなんでも買うことができる。素晴らしい街だ。イベントがたくさんある。毎日どこかしらで物産展がやっている。毎日外食しようにもコンプリートできないくらい店の数がある。そのぶん求人もある。経済がぐるぐると回っている。
なんでもできる、なんでもなれる、輝く未来を抱きしめて！ キュアエールは東京在住なんだろうか。
東京は天国であり地獄であると思う。地べたにはデカいドブネズミが跋扈しているし、空には高層ビルが雲に突き刺さるように生えている。
前に同じような記事を書いたことを思い出した。東京が好きだったんだ、私は。
いまでも好きだよ。
東京駅一番街のちいかわランドは入場1時間待ちとなっていた。新幹線が30分後で、スマートEXだから時間をずらすことは簡単だけれど、その列に並ぶ行為は果たして自分にとって1時間の価値はあるのか、と考え直して店の前をスルーした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？