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今週の日記#72

新しいヘッドフォンを買った。ビジュアルがかっこいい。起動音もかっこいい。
かっこいいのをずっと保持していたいから、耳と頭に当てる部分それぞれのふかふかを保護するカバーを買った。カバーを装着したら、なんかものすごくダサくなってしまった。カバーはあんまりサイズがあっていなくてもっさりとしているし、ヘッド部分にはシワが寄っている。仕方ない、保護するためだもん。
ところで、腕の日焼けを防止するためのアームカバーについて(自分もしているけれど)夏はアームカバーをして、冬は長袖を着て、腕が白く在りたいからカバーしてるんだよね?でも、それっていつ腕をさらけ出すためにカバーしてるの? って思う瞬間がある。それとおんなじ、かも。

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久々に他人の日記を読んだ。ちょっと座標が違うだけの同じ生命体が、同じ時間軸を、違うように生きている。数日間憂鬱になっており自分の輪郭があいまいになっていたのだが、少しだけ輪郭がくっきりした気がする。

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大学に進学したところで、とも思う。実際、専門学校に通って得られたものは少ない。(私の学習意欲が鬱病によって削がれてしまったこともあるが)
建築関係を学んでいたから建築か不動産関係に就職しようとしたら、どうやら建築も不動産屋も自動車が運転できないと就職させてもらえないらしい。もう数年の付き合いになる眠剤とはまだまだ長い付き合いになりそうで、こいつを飲んでいるうちは車などの運転することを医者に禁じられているから、普通自動車第一種運転免許がただの身分証明書と化してしまっている。

……これ以上自虐を続けると流れ弾に当たる人が多くなりそうなので、やめた。理想はAppleWatchも買って大学にも進学することだが、二兎を追う者は一兎をも得ず。おとなしく労働と貯金を地道に頑張るしかない。

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ところで、「二兎追うものだけが二兎を得る」という言葉もある。本田望結さんがツイッターのプロフィールに書いていたのを見てその言葉を知ったのだが、(本田望結さんはフィギュアスケートと俳優ふたつの道をプロとして進んでいる)「二兎を追う者は一兎をも得ず」に対抗してこの言葉を考えた人ってめちゃくちゃかっこいいよな、と思ったし、めちゃくちゃ脳筋だなとも思った。二兎を追って一兎も得られないか、運よく一兎は得られるのか、二兎とも得られるのか。そのなかで二兎得られる希望を見出して二兎追いかけるというのは、ある意味ギャンブラー的発想のようにも思う。かっこいいじゃん。二兎追いつづける元気は私にはないけれど、いつか二兎追いかけたくなったときのために、自分の座右の銘のひとつとして記憶に刻み込んでいる。


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