見出し画像

今週の日記#54

大谷翔平が自分より年上で本当によかった、同い年だったら羨望で気が狂っていただろう。
調べてみれば、自分と同い年の人間でも、皇族だったり、アイドルとして世界で活躍していたり、オリンピックで金メダルを取ったりしているすごい人たちがたくさん居る。インターネットの普及で「地元で一番すごい人」が「世界ではプロの足元にも及ばない人」になってしまった、と誰かがツイッターで言っていた。みんながみんなこのことを知って愕然としてしまってはとても不健康だ。きっと歳を重ねるごとに同世代の凄い人というのは増えていくだろうから、いちいち落ち込んでいてはキリがない。我々が目指すべきはナンバーワンじゃない、オンリーワンだ。今日も気合入れて、書いていくぞ!!!!

◇◇◇

山に登って山頂でカップラーメンとおにぎりを食いたい。山に登るのが面倒くさい。終わり。
何が面倒くさいってそもそも体力をつけるところから始めなきゃいけない、ってとこ。装具を揃えなきゃいけないし、マナーや登り方をマスターしなくてはならない。
趣味というのは気軽に始めていいよ〜!道具なんて後々揃えればええんですわ!ってものが多いと思うけど、登山は真逆だ。きちんとしていないと、最悪死ぬ。だから怖い。命を賭けてまでやりたいことではない。でも今日もたくさんの登山者が山に登っていく。ということは、相当楽しいアクティビティなんだろうな、登山というのは。

◇◇◇

ライターになりたくて、いろいろ調べてみた。 ライターになりたいというのは言わば建前みたいなもので、自宅で収入を得るという働き方がしたいのだ。就職を控えているが、求人に書かれていた「在宅勤務可」というのが本当かどうか、分からない。嘘だったら、新卒カードを投げ捨ててでも、辞めてしまおうと思っている。私は本気だ。

◇◇◇


今週は何も考えず何もせずにだらだらと過ごしていたために書くことがない。この言い訳は何度目だろう。そろそろこの言い訳を封印しなくてはならない。
というわけで、ランダム単語ガチャを利用して出た単語について考えたことを細々と書いていこうと思う。

1単語目 正座

私はなぜか人より足がしびれやすい。いちど一人暮らしをして、狭いアパートの一室では床に座ることもままならず椅子に座って過ごしていたのだが、そこから実家へ帰ってきてから足のしびれやすさが激増したような気がする。
右足と左足の先の重ねる順番を定期的に変えるようにすると足のしびれを防止できる、とドラえもんの映画でのび太くんが言っていた気がする。のび太くんはときどきとても大事なことを我々に伝えてくれているが、そのなかで一番大事だと記憶に強く残っているのがこのライフハックだ。
しかし、それすらも効かなくなってしまった。私の足は、どうなっているんだ。
「足がしびれやすい」で検索してみる。
返ってきた結果は「栄養不足!」「血液の滞り!」「神経の病気!」「内臓疾患!」「脳梗塞!」だそう。

2単語目 紅

インスタでよく見るコスメ好きの方々は、一生かかっても唇に塗りきれないほどの口紅を持っている。
私はこれのV12番、一本で全て乗り切っている。

調べて初めて知ったがマスクにつかないらしい。(付きますけどね、実際……)
パッケージの可愛さにつられて、東急ハンズかロフトのどっちかで買った。それまではロムアンドのローソンで売ってるやつを使っていたが、ミニサイズなこともありすぐに使い切ってしまったため、デカい方がええわ!と思ってこちらを使用し始めたところ、いつまで経ってもなくなる気配がない。
毎日口紅の色を変えられたらいいのにな、って本当に思う。お洋服も、そう。そしたらマンネリなんて言葉も日常からなくなって、毎日違うところへ旅するような気持ちで過ごすことができるような気がする。
急に乙女が憑依しちゃった。コスメの話、こわい。
ちなみに「紅」で思い出したもうひとつの話題は、『カラオケ行こ!』の映画を観に行こうと思ってまだ行けていないな~ってこと。原作をもう一回ちゃんと読んでから行きたい。

3単語目 着衣水泳

着衣水泳の授業を思い出す。
ほんとうに服のままプールに入って良いの!? という不安を抑えて恐る恐る入水すると、服がぷかぷかと揺蕩う感じと、靴に水が入って来る気持ちの悪さが、なんともいえない、心地が良いのか悪いのか、微妙な感じ。
溺れたときは息を吸って顔だけ水面から出して、叫ばず静かにしていてくださいね、とインストラクターの人が言う。言われるがまま挑戦してみたけれど、運動音痴の私には無理だった。顔だけ出すことができず空を見上げたまま水面にぶくぶくと沈んでいく。鼻から水が入る痛みを覚えながら水中から見える太陽を反射したうろこ模様の水面が綺麗なこと。私は水難事故に遭いそうな場所に近づかないでおこう、と思った。

「ペットボトルなんかが手元にあった場合は、空にして浮き輪代わりにしてください。たとえ中に大好きなコーラが入っていたとしても、命の方が大事ですから、捨ててください。」

私はこういう話に弱い。表現が難しいのだけれど、「命のために大事なものを捨てなければならない」という表現に弱いのだ。コーラごとき100円で買えるよ、命を救うためなら捨てたって平気じゃないか、と思うかもしれない。これが中身が天然水だったら、たぶんなんとも思わない。コーラが大好きすぎるのかと言われたらそうではない。私は炭酸が大の苦手なので、コーラを飲むことができない。そこに一瞬でも「命と大好きなものの天秤が生まれてしまう」という純粋な感情にぐっとくるのかもしれない。難しい。人間の心、難しい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?