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満月のポタージュ ホワイトアスパラガスの茎と皮までいただきます #まいにち土鍋

満月なのに、月は雲のふとんにおやすみになっているのだろうか。雨ふりが多いので、庭が湿っていて虫も多い。ジャスミンも雨に重く濡れながら花殻を落としているので、ありがとうとバッサリ落とした。梅の木や桑などの樹木も、慌ただしいまいにちで遅くなったが、雨が上がったすきまに、甘さ満載な樹木の剪定をした。

工房から見えるジャスミンの壁


きのうの記事「ほうれん草とベーコンのミネストラ」に「ヴェッルタータ」という名も羅列したが、これはポタージュのことで、ヴィロードのように滑らかなスープという意味。幻想的なネーミングだな。

※「ポタージュ」は「ポット深鍋」(古ラテン語は飲むという意)で、「アージュ中身」で、つまりは鍋の中の濃いスープ。


北海道のお客さまから送っていただいたホワイトアスパラガスで「ヴェッルタータポタージュ」をつくった。あまりにおいしいアスパラで、残さず食べ尽くしたいと思ったので、本来、廃棄しそうな部分だけでつくった。(本体の料理は別記事で!)

満月を想いながら、幻想的に仕上げてみた。

①ホワイトアスパラガスの切り落とした茎は薄切り、ピーラーで剥いた皮は細かく刻み、アクが出て変色するのを防ぐため、酢をたらした水につける。
②水を切ったらバターを溶かしたフライパンで炒め、水をひたひたに入れて塩をひとつまみ入れて柔らかくなるまで蒸し煮。
③ミキサーにかけ、細かくなったらミルクを入れ、さらにミキシング。
④ミニミニ土鍋コッチョリーノに分け入れ、加熱(今回はI調理器)して沸騰しない程度に温める。塩味の調整をして、庭のパセリを散らした。(冷やしてもおいしい)


5月16日(月)
煮る「ミニミニ土鍋コッチョリーノ」

ホワイトアスパラガス(切り落とした茎と剥いた皮)/牛乳/塩/庭のパセリ


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