「ねこ」と「さんま」
言ってたっけな、「ねこ」が。
最近、地道に耕している人のものを盗んで、なんでもわかっている素ぶりをする人が多いねって。吾輩は猫である「ねこ」は、おさんの三馬(さんま)をぬすんだとき、胸がつかえるほど辛かったものだから、それがどんな気持ちがよくわかる。
今年はさんまが不漁だ。身はやせていて、捕獲量も激減しているという。気候温暖化はしんしんと迫っている。水温上昇で魚群が北方海域に移ったこと、それと隣国の乱獲により魚が減ったのが原因といわれている。早急に、できることから返していかなくてはならない、いろいろなものを地球に。
こちらは昨年2018年「土鍋で秋を炊くシリーズ」より。食べるだけでなく、土鍋の炊飯は、サウンドエフェクト、アロマテラピー効果ありで楽しい。
そして、今年ようやくふっくらとした身のさんまに出会ったので、意気揚々と土鍋さんまご飯を炊いた。
・ 洗い米2合
・ さんま2尾(塩をふって焼く)
・しょうが切る(薄切り・千切り)細ねぎ切る
・ 水300CC(昆布)しょうゆ1 酒1 甘酒少々
1. さんまを焼く
2. 土鍋に洗い米を入れ、水と調味料を入れる
3. 焼いたさんまとしょうが薄切りを置く
4. 強火で沸騰したら3分キープ
5. 弱火で15〜18分
6. 蒸らし10分
7. しょうが千切り、細ねぎ、青ゆずや山椒などふりかけてどうぞ。
コッチョリーノ 土鍋のふたの煙突からでる湯気の香りは、吾輩「ねこ」を誘うことまちがえなし。それでも決してぬすんじゃいけないよ。吾輩「ねこ」と、ニンゲンたちへの忠告。
さあ、たんと召し上がれ。
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